特許
J-GLOBAL ID:200903066136419869

キャップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-179024
公開番号(公開出願番号):特開平8-040451
出願日: 1994年07月29日
公開日(公表日): 1996年02月13日
要約:
【要約】【目的】 ヒンジ式キャップにおいて、蓋体の開操作の操作性をよくする。【構成】 キャップ本体10と蓋体20とを薄肉ヒンジ部15で連結し、その間に蓋体30を開方向へ付勢する弾性体50を設ける。キャップ本体10の化粧筒部13の前部を操作部20とし、操作部20と天板部11との間に溝孔21を設けて、操作部20を内方へ弾性的に押し込み可能にする。操作部20の上部に後方へ突出する押上アーム24を設け、操作部20を内方へ押し込んだ時に、押上アーム24が天板部11の凹部17に案内されて、斜め上方に突き上げられるようにする。蓋体30の天板部31に一対の突片34を設け、突き上げられた押上アーム24の先端が突片34に突き当り、蓋体30を押し上げるようにする。蓋体30が押し上げられると、閉止栓33と注出孔14との嵌合が解除される。
請求項(抜粋):
キャップ本体の天板部のほぼ中央から容器の口筒部に係合する係合筒部が下延し、前記天板部の外周縁から係合筒部を包囲する化粧筒部が下延し、係合筒部の内側の天板部に注出孔が設けられ、天板部の後端にはヒンジ部を介して蓋体が回動自在に設けられ、この蓋体はキャップ本体との間に設けた弾性体によって開方向に付勢され、蓋体には前記注出孔に嵌合する閉止栓が突設されているキャップにおいて、前記化粧筒部の前部上側と天板部とがその間に設けられた溝孔によって分離され、化粧筒部の前部が操作部として内方へ弾性的に押し込み可能になっており、この操作部のほぼ中央上側と前記蓋体の前部下側には互いに係合離脱可能な係合部が設けられ、操作部の係合部に対向する部分の天板部にはキャップ本体の後方側へ凹む凹部が設けられ、操作部の係合部の後方には前記凹部に向かって突き出る押上アームが設けられ、この押上アームが、操作部を内方に押し込んだ時に凹部の縁部に案内されて弾性的に斜め上向きに屈曲するとともに蓋体側に突き出て蓋体を押し上げることを特徴とするキャップ。

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