特許
J-GLOBAL ID:200903066143132885

優れた延性を持つた高強度複合組織熱延鋼板とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-222776
公開番号(公開出願番号):特開平5-059492
出願日: 1991年09月03日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、鋼の成分と熱延・冷却方法を調整し、鋼板中の残留オーステナイト量を制御して延性の良好な高強度熱延鋼板を製造する方法を提供する。【構成】 C=0.05〜0.3、Si=0.5〜3.0、Mn=0.1〜2.5、Mo=0.05〜2.0重量%を含む鋼をAr3 温度近傍で熱延完了し、5°C〜120°C/秒で冷却し、300〜475°Cの範囲で巻取ることによって、最終的な鋼板のミクロ組織をフェライト、ベイナイト、残留オーステナイトの3相もしくは一部マルテンサイトを含む4相とする高強度と高い延性を両立させた鋼板の製造が可能になる。【効果】 加工用自動車鋼板板厚を減少し、自動車の車体軽量化に貢献する。
請求項(抜粋):
重量%で、C :0.05〜0.30%、Si:0.5〜3.0%、Mn:0.1〜2.5%、Mo:0.05〜2.0%Mn,Moに必要によりNiを加えた3種の元素を合計で0.6〜3.0%、残部Fe及び不可避的な不純物からなる鋼材を、熱延後冷却し、最終的なミクロ組織をフェライト、ベイナイト、残留オーステナイトの3相もしくは一部マルテンサイトを含む4相とすることを特徴とした優れた延性を持った高強度複合組織熱延鋼板。
IPC (5件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/12 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/38

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