特許
J-GLOBAL ID:200903066145970250

ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-063271
公開番号(公開出願番号):特開平10-250564
出願日: 1997年03月17日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】バキューム式のブースタを備えたブレーキ装置において、ブースタ圧に基づいてブースタの助勢限界後にも車両制動力を同じ勾配で増加させるとともに、車両運転当初においてブレーキ装置の無駄な作動を回避することによって車両の静粛性を向上させる。【解決手段】ブレーキ装置に、(a) ブースタ圧センサと、(b) ブレーキ操作中において、ブースタ圧に基づく作動開始条件が成立したときに作動を開始し、ブレーキ作動力を増加させるブレーキ作動力増加装置と、(c) 車両運転の開始を検出する手段と、(d) ブレーキ作動力増加装置の作動開始を、車両運転の開始が検出されたときから設定時間Tが経過していない時期であるという第1条件(S3)を含む少なくとも一つの条件が同時に成立する場合において、同時に成立しない場合におけるより、困難にする手段(S5)とを設ける。
請求項(抜粋):
原動機を有する車両に設けられたブレーキ装置であって、ブレーキ操作部材と、前記原動機の始動に応じて負圧発生を開始する負圧源と、その負圧源に接続された負圧室と、その負圧室と大気とに選択的に連通させられる変圧室との差圧に基づくパワーピストンの作動力によって前記ブレーキ操作部材の操作力を助勢するバキュームブースタと、そのバキュームブースタの出力に基づいて車輪の回転を抑制するブレーキと、前記バキュームブースタの負圧室と変圧室との少なくとも一方の圧力を検出するブースタ圧力センサと、前記ブレーキ操作部材の操作中において、前記ブースタ圧力センサにより検出される圧力に基づく作動開始条件が成立したときに作動を開始し、前記ブレーキの作動力を増加させるブレーキ作動力増加装置と、運転者による車両運転の開始を検出する運転開始検出手段と、前記ブレーキ作動力増加装置の作動開始を、前記運転開始検出手段による車両運転開始の検出時期から基準時間が経過していない時期であるという第1条件を含む少なくとも一つの条件が同時に成立する場合において同時に成立しない場合におけるより困難にする作動開始制御手段とを含むことを特徴とするブレーキ装置。
引用特許:
出願人引用 (11件)
全件表示
審査官引用 (8件)
全件表示

前のページに戻る