特許
J-GLOBAL ID:200903066148932839
車両用ショックアブソーバ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-169044
公開番号(公開出願番号):特開平9-014326
出願日: 1996年06月28日
公開日(公表日): 1997年01月14日
要約:
【要約】【課題】 ピストンの行程速度が中・高速になる場合にも、ハードモードとソフトモードとの間の減衰力差を大きくしてハードモードとソフトモードの機能を効果的に発揮することができ、また、その減衰力の差を利用して、多様な制御モードを設定することができる車両用ショックアブソーバを提供する。【解決手段】 ピストンバルブ100を構成するリテイナー103は、その内側端より垂直に一定の高さまで突出され、板スプリング101の内側端101aが固定端にその外側端101bが自由端になるように、前記内側端101aを支持する第1リテイニング部材104と、前記第1リテイニング部材104よりやや小さく垂直に突出され、前記板スプリング101の曲げ変形時に2次支点となる第2リテーニング部材105と、から構成される。
請求項(抜粋):
オイルが満たされたシリンダー10に収容され上下移動するピストンロッド20と、ピストン30と、前記ピストン30により形成される上部チャンバー11および下部チャンバー12と、前記ピストン30の上下端に各々設置され、前記チャンバー11,12間の油圧差によって開閉されるピストンバルブ100と、前記ピストン30を貫通するピストンロッド20の内部に設置され、減衰力を変化させることができるように自動的に開閉される電気駆動バルブ50とを設けた車両用ショックアブソーバにおいて、前記各ピストンバルブ100は、作動時に油圧により曲げられて開放される板スプリング101と、非作動時に流路が遮断されるように前記板スプリング101が当接されるシート102と、前記板スプリング101を挟んで前記シート102と対向して配置されるリテーナ103とから構成され、前記リテーナ103は、その内側端より垂直に一定の高さまで突出され、前記板スプリング101の内側端101aが固定端になり、その外側端101bが自由端になるように、前記内側端101aを支持する第1リテーニング部104と、前記第1リテーニング部104から一定距離離れた位置に、前記第1リテーニング部104の突出高さよりやや低く垂直に突出され、前記板スプリング101の曲げ変形時に二次支点となる第2リテーニング部105とから構成されることを特徴とする車両用ショックアブソーバ。
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