特許
J-GLOBAL ID:200903066149592721
水力機械のランナ構造
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-072270
公開番号(公開出願番号):特開平7-279808
出願日: 1994年04月11日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【目的】 ランナ羽根枚数とガイドベーン枚数との任意の組合わせにおいて励振される振動モードを抑制し、ランナに発生する振動応力を低減することができ、かつ既存の水力機械にも適用することができる。【構成】 ランナ羽根2cの外周部からランナ回転方向と逆の周方向に所定角度αだけ、離間した位置に補助翼4が設置されている。この補助翼4の所定角度αは、ランナ羽根2cとガイドベーンとの干渉による波と補助翼4とガイドベーンとの干渉による波とが、互いにほぼ逆位相になるように定められているので、両波は互いに相殺され、励振が抑制される。
請求項(抜粋):
複数枚のランナ羽根とこれらのランナ羽根の上下面を取囲むクラウン及びバンドとから構成されるランナと、このランナの外周側の固定流路に設けられたベーンとを具備する水力機械において、上記ランナ羽根の外周部に対してランナ回転方向と逆の周方向に所定の角度間隔だけ離間して配置された補助翼を具備し、任意の整数をm、上記ランナ羽根の枚数をZr、上記ベーンの枚数をZgとした時に、Zg+n=m×Zrを満足するnを±2、±3,±4の中から求め、このnを式α=π/(Zg+n)に代入してαの最大値及び最小値を求め、上記角度間隔を上記αの最大値及び最小値の範囲内に定めることを特徴とする水力機械のランナ構造。
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