特許
J-GLOBAL ID:200903066150496485

燃焼排ガス中の硫黄酸化物の除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-237621
公開番号(公開出願番号):特開平9-057150
出願日: 1995年08月23日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】【課題】ボイラの負荷変動に対応して燃焼排ガス中へのアンモニア注入量を適切に制御することができると共に、アンモニア注入の過剰消費を抑制することができる燃焼排ガス中の硫黄酸化物の除去方法を提供する。【解決手段】ボイラ10の後流側に順次、脱硝装置12、エアヒータ14、電気集塵器16が設けられ、エアヒータ14と電気集塵器16との間の煙道32にアンモニアを注入し、ボイラ10からの燃焼排ガス中の硫黄酸化物をアンモニアと反応させて除去する。この時、ボイラ10で使用する燃料中の硫黄分から燃焼排ガス中に含まれる硫黄酸化物のトータル濃度と、SO2 自動分析装置26で測定したエアヒータ14出口のSO2 濃度との差に基づいてエアヒータ14と電気集塵器16との間の煙道32に注入するアンモニア量を制御する。
請求項(抜粋):
ボイラの後流側に順次、脱硝装置、エアヒータ、電気集塵器が設けられ、前記エアヒータと前記電気集塵器との間の煙道にアンモニアを注入し、前記ボイラからの燃焼排ガス中の硫黄酸化物をアンモニアと反応させて除去する燃焼排ガス中の硫黄酸化物の除去方法に於いて、前記ボイラで使用する燃料中の硫黄分から前記燃焼排ガス中に含まれる硫黄酸化物のトータル濃度又はトータル量を算出し、前記エアヒータと前記電気集塵器との間の煙道における前記燃焼排ガス中の二酸化硫黄の濃度又は量を逐次測定し、前記硫黄酸化物のトータル濃度又はトータル量と、前記二酸化硫黄の濃度又は量との差に基づいて前記エアヒータと前記電気集塵器との間の煙道に注入するアンモニア量を制御することを特徴とする燃焼排ガス中の硫黄酸化物の除去方法。
IPC (4件):
B03C 3/013 ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/50 ,  B01D 53/81
FI (3件):
B03C 3/01 B ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/34 124 Z
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭62-163727
  • 特開平2-265618
  • 特開昭63-111953

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