特許
J-GLOBAL ID:200903066153584709
移動体の境界層剥離抑制装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山広 宗則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-259210
公開番号(公開出願番号):特開平9-079220
出願日: 1995年09月12日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 特に複雑な構造を必要とすることなく、しかも軽量な移動体の境界層剥離抑制装置を提供すること。【解決手段】 第1圧電素子1aとそれとは逆に分極処理された第2圧電素子1bからなる複数の圧電素子群1のうち航空機の後側から奇数番目の圧電素子群には交流電圧が供給され、かつ後側から偶数番目の圧電素子群には第1圧電素子1aに供給する交流電圧の位相より遅れた位相の交流電圧を供給し、かつ翼面10の前端部には負荷回路5が接続された吸振器4を設置して、翼面10を第1圧電素子1aの伸/縮および第2圧電素子1bの縮/伸により屈曲振動させて、前側に進む進行波を発生させる。この進行波の発生にともない前側から後側に向けて楕円運動の力を作用させて表面の接触域の流体分子を後側に引きずらす。
請求項(抜粋):
移動体の表面内側に移動方向に沿って並設された、移動方向に対して垂直な方向に分極処理され表面側を正極としその逆側を負極とする印加電圧により移動方向に対して伸び、逆に表面側を負極としその逆側を正極とする印加電圧により移動方向に対して縮む第1圧電素子と、前記第1圧電素子とは逆方向に分極処理され表面側を正極としその逆側を負極とする前記印加電圧により移動方向に対して縮み、逆に表面側を負極としその逆側を正極とする前記印加電圧により移動方向に対して伸びる第2圧電素子からなる複数の圧電素子群と,該複数の圧電素子群のうち移動体の後側から奇数番目の圧電素子群に交流電圧を供給する第1電圧供給手段と,該複数の圧電素子群のうち移動体の後側から偶数番目の圧電素子群に前記第1電圧供給手段が供給する交流電圧の位相より遅れた位相の交流電圧を供給する第2電圧供給手段と,前記移動体の表面内側の前端部に設置され、表面に発生した波動エネルギーを吸収して電気エネルギーに変換する吸振器と,および、吸振器に接続され、前記電気エネルギーを消費する負荷回路と,を備えることを特徴とする移動体の境界層剥離抑制装置。
IPC (2件):
FI (2件):
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