特許
J-GLOBAL ID:200903066157596418

油圧式4輪駆動車

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-163686
公開番号(公開出願番号):特開平11-348587
出願日: 1998年06月11日
公開日(公表日): 1999年12月21日
要約:
【要約】【課題】 入力用クラッチを小型化するとともに制御を簡略化する。また、出力用クラッチのための補助油圧ポンプや電磁切換弁を不要としてエネルギーロスを低減する。【解決手段】 入力用クラッチ22は、電磁石22mの電磁力で摩擦係合させられることにより4輪駆動用油圧ポンプ24を回転駆動して2輪駆動から4輪駆動へ切り換えるとともに、その4輪駆動用油圧ポンプ24の吐出油圧で係合状態が自己保持され、4輪駆動状態で前後輪の回転数差が小さくなって吐出油圧が低くなると自動的に開放されて2輪駆動に切り換わる。出力用クラッチ30は、4輪駆動時に4輪駆動用油圧ポンプ24が回転駆動されると、その吐出油圧によって自動的に摩擦係合させられ、4輪駆動から2輪駆動への切換え時に4輪駆動用油圧ポンプ24の吐出油圧が低下すると自動的に開放されるため、出力用クラッチ30のための特別な油圧回路や制御が不要である。
請求項(抜粋):
前後輪の一方を回転駆動する走行用駆動源と、該走行用駆動源に連結されて回転駆動される4輪駆動用油圧ポンプと、該4輪駆動用油圧ポンプの吐出油圧により回転駆動されて前後輪の他方を回転駆動する油圧モータと、前記4輪駆動用油圧ポンプと前記走行用駆動源との間の動力伝達経路に配設された入力用クラッチとを有する油圧式4輪駆動車において、前記入力用クラッチは、前記4輪駆動用油圧ポンプの吐出油圧によって摩擦係合させられることにより動力伝達する油圧クラッチで、2輪駆動から4輪駆動への切換え時に、前記4輪駆動用油圧ポンプを回転駆動して前記入力用クラッチを該4輪駆動用油圧ポンプの吐出油圧により摩擦係合させるトリガ手段を有することを特徴とする油圧式4輪駆動車。
IPC (3件):
B60K 17/356 ,  B60K 17/348 ,  B60K 23/08
FI (4件):
B60K 17/356 ,  B60K 17/348 B ,  B60K 23/08 Z ,  B60K 23/08 C

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