特許
J-GLOBAL ID:200903066168300294

高炉原料の切り出し制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松山 圭佑 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-133518
公開番号(公開出願番号):特開平5-320729
出願日: 1992年05月26日
公開日(公表日): 1993年12月03日
要約:
【要約】【目的】 原料の銘柄、各ホッパーの個性、原料の粒度、水分、あるいは重量といったパラメータの複雑あいまいさ、及びこれらによる時間的な事象の生起の規則性の不安定さに対しても、安定して、且つ速応性をもって原料切り出し制御を行う。【構成】 ホッパーのゲート開度の閉ループPIDフィードバック制御を行うに際して、ゲート開度実績、実績排出速度、バッチ毎の排出速度、偏差のばらつき等の制御結果をファジィ変数として、ファジィ理論により解析・推論し、PID制御ゲインを調整するファジィ適応制御を付加した。
請求項(抜粋):
ホッパーからゲートを経て排出される原料の重量値を規定排出時間で除した1バッチ当りの排出速度SV値を制御目標とし、前記SV値と実績排出速度PV値の偏差に基づき、偏差学習モデルによりバッチ単位で前記SV値当りの偏差を演算し、この演算結果に基づき、今回バッチのSV値に対する偏差予測値を演算し、この偏差予測値に基づき、バッチ歩進PID演算を実行して今回バッチにおける前記ゲートの開度を閉ループPIDフィードバック制御し、且つ、この閉ループPIDフィードバック制御に対して、ゲート開度実績、実績排出速度、バッチ毎のSV値偏差のばらつき程度を評価する移動標準偏差、前記偏差予測値、及び偏差推移を含む制御結果をファジィ変数として、ファジィ理論により解析・推論し、前記PID制御ゲインを調整するファジィ適応制御を付加したことを特徴とする高炉原料の切り出し制御方法。

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