特許
J-GLOBAL ID:200903066169627700

個人識別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金倉 喬二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-304467
公開番号(公開出願番号):特開平10-137222
出願日: 1996年11月15日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】 被識別者に無理な姿勢を強いたり、照明条件に厳しい制限を加えず、かつ画素数の多いカメラを使用することなく、確実な識別を可能とする。【解決手段】 カメラ1で撮影した被識別者の画像からアイリス認識部7及び顔貌認識部13でそれぞれアイリスパタ-ン及び顔貌パタ-ンを得ると共に、予め登録されているアイリスパタ-ン及び顔貌パタ-ンと照合してそれぞれの類似度を求める際、アイリス認識制御部6または顔貌認識制御部12の一方が前記画像から得たパターンが照合したパターンと同一人物のものまたは他人のものと確信できたときは他方に通知して、その処理動作を中止止させ、同一人物のものとも他人のものとも確信できないときはアイリスパタ-ンの類似度と顔貌パタ-ンの類似度を類似度結合部15で結合して、その結合結果に基づいて総合判定部16により被識別者の画像から得たアイリスパタ-ン及び顔貌パタ-ンが照合に用いたアイリスパタ-ン及び顔貌パタ-ンと同一人物のものか否かを判定する。
請求項(抜粋):
人物を撮影するカメラと、このカメラが撮影した画像からアイリスを切り出す前処理部、この前処理部によって切り出されたアイリスの特徴を抽出してアイリスパターンを得る特徴抽出部、登録時にこの特徴抽出部により得られたアイリスパターンを登録する照合辞書部、識別時に特徴抽出部により得られたアイリスパターンを前記照合辞書部に登録されているアイリスパターンと照合して類似度を求める照合部、及びこの照合部からの類似度により、被識別者の画像から得られたアイリスパターンが前記照合辞書部の中の照合したアイリスパターンと同一人物のものか他人のものかを判定して、その判定結果を出力すると共に、顔貌認識部の顔貌認識制御部で被識別者の画像から得られた顔貌パターンが顔貌認識部の照合辞書部中の照合した顔貌パターンと同一人物のものまたは他人のものと判定した信号が送られてくると前記前処理部と特徴抽出部と照合部の動作を停止させるよう制御するアイリス認識制御部を有するアイリス認識部と、前記カメラが撮影した画像から顔の輪郭や特徴を示す領域とその相対関係等を検出する前処理部、この前処理部に検出された顔貌の特徴を抽出して顔貌パタ-ンを得る特徴抽出部、登録時にこの特徴抽出部により得られた顔貌パターンを登録する照合辞書部、識別時に特徴抽出部により得られた顔貌パターンを前記照合辞書部に登録されている顔貌と照合して類似度を求める照合部、及びこの照合部からの類似度により、被識別者の画像から得られた顔貌パターンが前記照合辞書部の中の照合した顔貌パターンと同一人物のものか他人のものかを判定して、その判定結果を出力すると共に、前記アイリス認識部のアイリス認識制御部で被識別者の画像から得られたアイリスパターンが前記アイリス認識制御部の照合辞書部中の照合したアイリスパターンと同一人物のものまたは他人のものと判定した信号が送られてくると前記前処理部と特徴抽出部と照合部の動作を停止させるよう制御する顔貌認識制御部を有する顔貌認識部と、前記アイリス認識制御部及び前記顔貌認識制御部の双方で被識別者の画像から得られたアイリスパターン及び顔貌パターンが前記各々の照合辞書部中の照合したアイリスパターン及び顔貌パターンと同一人物のものとも他人のものとも確信できないと判定されたとき、前記アイリス認識制御部及び顔貌認識部の顔貌認識制御部から送られてくるアイリスパターンの類似度と顔貌パタ-ンの類似度を結合する類似度結合部と、この類似度結合部から送られてくる結合結果に基づいて被識別者の画像から得たアイリスパタ-ン及び顔貌パタ-ンが照合に用いたアイリスパタ-ン及び顔貌パタ-ンと同一人物のものか否かを判定する総合判定部を備えたことを特徴とする個人識別装置。
IPC (2件):
A61B 5/117 ,  G06T 7/00
FI (3件):
A61B 5/10 320 A ,  A61B 5/10 320 B ,  G06F 15/62 465 K
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開昭61-257582
  • 個人認識装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-081715   出願人:松下電器産業株式会社
  • 特開平4-277873
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