特許
J-GLOBAL ID:200903066176494677

粉体塗装方法及びそれに使用するシーリング用組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-271391
公開番号(公開出願番号):特開平8-131947
出願日: 1994年11月04日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】【目的】 可塑剤のブリードを抑制する。【構成】 自動販売機等の被塗装物の鋼板接合部等に、塩化ビニル系樹脂と可塑剤を主剤とする塩化ビニル系プラスチゾル組成物からなるシーリング用組成物を塗布した後、これを予備硬化することなく粉体塗料を塗装し、次いでこれらを焼付硬化する粉体塗装方法において、前記プラスチゾル組成物の可塑剤として、表面張力が39〜46dyn/cm2 であるBBP等の可塑剤を使用する。この可塑剤の配合割合は、組成物全体の13〜19重量%がより好ましい。可塑剤の表面張力が比較的高いために粉体塗料に対する相溶性が良く、焼付硬化時にシーリング用組成物から滲出した可塑剤は粉体塗料に吸収され、形成される粉体塗料塗膜表面にブリードすることが抑制される。
請求項(抜粋):
塩化ビニル系樹脂と可塑剤を主剤とし、充填剤を含有する塩化ビニル系プラスチゾル組成物からなるシーリング用組成物であって、前記可塑剤は表面張力が39〜46dyn/cm2 の可塑剤からなるシーリング用組成物を、被塗装物の鋼板接合部等に塗布するシーリング用組成物塗布工程と、前記シーリング用組成物が塗布された部分を含む被塗装物の表面に、前記シーリング用組成物を予備硬化することなく、粉体塗料を塗装する粉体塗料塗装工程と、前記塗布されたシーリング用組成物と前記塗装された粉体塗料を同時に加熱し、焼付硬化する焼付硬化工程とを具備することを特徴とする粉体塗装方法。
IPC (6件):
B05D 7/14 ,  B05D 1/36 ,  B05D 7/24 301 ,  B05D 7/24 ,  B05D 7/24 302 ,  C09K 3/10

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