特許
J-GLOBAL ID:200903066188227011

物理量検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-200558
公開番号(公開出願番号):特開2005-043098
出願日: 2003年07月23日
公開日(公表日): 2005年02月17日
要約:
【課題】本発明は、物理量検出装置に関し、物理量検出時においても搭載された振動子の特性に合わせて検出振動の共振周波数を調整することにより、検出感度を良好に維持することを目的とする。【解決手段】振動子14を駆動方向に振動駆動させた状態での検出方向の変位を検出することにより車両重心軸回りの角速度Ωを検出する。また、角速度Ωの検出時に振動子14を検出方向に、所望の検出方向の共振周波数にて振動させる。更に、振動子14の検出方向の変位を示す検出変位信号を所望の検出方向の共振周波数を用いて同期検波する。そして、その同期検波の結果が“0”でない場合には、“0”となるように離調調整電極部36へのバイアス電圧を変更する。これにより、振動子14の検出方向のバネ定数を電気的に変更し、検出方向の共振周波数を調整する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
振動子を第1の方向に所定の駆動周波数にて振動させる第1の駆動手段と、前記振動子が前記第1の方向に駆動振動されているときに該振動子に該第1の方向とは異なる第2の方向に生ずる変位を検出する変位検出手段と、を備え、前記振動子の前記第2の方向における変位に基づいて所定の物理量を検出する物理量検出装置であって、 前記振動子の前記第1の方向への駆動振動の共振周波数に対して設定されるべき所望の、該振動子の前記第2の方向への検出振動の共振周波数を算出する算出手段と、 前記振動子を前記第2の方向に、前記算出手段により算出された前記所望の検出振動の共振周波数にて振動させる第2の駆動手段と、 前記振動子の前記第2の方向における変位に応じた信号を、前記算出手段により算出された前記所望の検出振動の共振周波数にて同期検波する同期検波手段と、 前記同期検波回路の検波結果に基づいて、前記所定の駆動周波数における前記振動子の前記第2の方向への検出振動のゲインを補正するゲイン補正手段と、を備えることを特徴とする物理量検出装置。
IPC (2件):
G01C19/56 ,  G01P9/04
FI (2件):
G01C19/56 ,  G01P9/04
Fターム (6件):
2F105AA02 ,  2F105BB02 ,  2F105CC04 ,  2F105CD03 ,  2F105CD05 ,  2F105CD11

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