特許

J-GLOBAL ID：200903066189770070

血管再生材料

発明者： 中山 三由紀 ,  北薗 英一 ,  佐竹 真 ,  兼子 博章 ,  茅島 美佳 ,  成田 裕司 ,  各務 秀明 ,  上田 裕一 ,  上田 実
出願人/特許権者： 帝人株式会社 ,  国立大学法人名古屋大学
代理人 (2件)： 大島 正孝 ,  白石 泰三
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2006-139069
公開番号（公開出願番号）：特開2007-307132
出願日： 2006年05月18日
公開日（公表日）： 2007年11月29日
要約：

【課題】本発明は、生体内に埋め込み可能であり、血管組織に類似した構造を有し、かつ弾性率、弾性回復率に優れた血管再生材料を提供することを目的とする。【解決手段】本発明は、(i)同心円状の内層、中間層および外層からなり、外径が0.5〜50mmで、厚みが200〜5,000μmの中空の円筒状であり、各層は、平均繊維径が0.05〜10μmの脂肪族ポリエステルの繊維からなり、内層を構成する脂肪族ポリエステルは、ポリ乳酸(PLA)と、50〜90モル%の乳酸由来の繰り返し単位および10〜50モル%のカプロラクトン由来の繰り返し単位からなる共重合体(PLCA)とを含有し、前者の含有量が40〜100重量%で、後者の含有量が0〜60重量%である血管再生材料である。【選択図】図4

請求項（抜粋）：

同心円状の内層、中間層および外層からなる中空の円筒状であり、各層は、平均繊維径が0.05〜10μmの脂肪族ポリエステルの繊維からなり、内層を構成する脂肪族ポリエステルは、ポリ乳酸(PLA)と、50〜90モル%の乳酸由来の繰り返し単位および10〜50モル%のカプロラクトン由来の繰り返し単位からなる共重合体(PLCA)とを含有し、前者の含有量が40〜100重量%で、後者の含有量が0〜60重量%である血管再生材料。

IPC (2件)：

A61L 27/00 ,  A61F 2/06

FI (3件)：

A61L27/00 P ,  A61L27/00 Q ,  A61F2/06

Fターム (20件)：

4C081AB13 ,  4C081CA162 ,  4C081CA172 ,  4C081CD34 ,  4C081DA03 ,  4C081EA01 ,  4C081EA06 ,  4C097AA15 ,  4C097BB01 ,  4C097CC02 ,  4C097DD01 ,  4C097DD12 ,  4C097DD15 ,  4C097EE08 ,  4C097FF01 ,  4C097FF03 ,  4C097FF11 ,  4C097MM02 ,  4C097MM03 ,  4C097MM04

引用特許：

出願人引用 (3件)

• ハイブリッド人工血管
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-219682   出願人：泉工医科工業株式会社, 松田武久
• 心血管系組織培養用基材および組織再生法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-255803   出願人：グンゼ株式会社, 学校法人東京女子医科大学
• 医療用高分子ナノ・マイクロファイバー
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2003-120266   出願人：株式会社産学連携機構九州

審査官引用 (1件)

• 人工血管用基材
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2003-198037   出願人：グンゼ株式会社

引用文献：

審査官引用 (1件)

• 人工臓器, 2004, Vol.33,No.2, p.S.134