特許
J-GLOBAL ID:200903066195834845

スクロール式流体機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-331227
公開番号(公開出願番号):特開平5-141368
出願日: 1991年11月20日
公開日(公表日): 1993年06月08日
要約:
【要約】【目的】 旋回スクロールに作用するスラスト方向の荷重を相殺して均衡させ、安定して旋回させることができる。【構成】 旋回スクロール5が旋回運動を始めると、一側圧縮室7は、吸込口10を介して吸込んだ外気を順次圧縮し、中間圧力Pmの圧縮空気として連通孔12から最外周側の他側圧縮室8に吐出する。そして、他側圧縮室8は、この圧縮空気を吸込んで吐出圧力Pdまでさらに圧縮し、吐出口11から外部の空気タンク等に吐出する。一方、圧縮作用時に旋回スクロール5は、各一側圧縮室7内の圧力によって固定スクロール2側に向けて押圧されると共に、各他側圧縮室8内の圧力によってケーシング1の大径筒部1B側に向けて逆向きに押圧される。これにより、旋回スクロール5に作用するスラスト方向の荷重は相殺される。
請求項(抜粋):
内部にスクロール収容空間が形成されたケーシングと、該ケーシングに回転可能に軸支され、先端側に軸線に対して偏心したクランクが形成された駆動軸と、前記ケーシングのスクロール収容空間内に位置して該ケーシングに、該駆動軸の軸線方向に伸びるように形成された一側固定スクロールラップ部と、前記ケーシングの開口部に設けられ、前記駆動軸の軸線方向に伸び該一側固定スクロールラップ部と対向する他側固定スクロールラップ部が立設された固定スクロールと、前記ケーシングのスクロール収容空間内に前記駆動軸によって旋回可能に設けられ、前記ケーシングの一側固定スクロールラップ部と重なりあって一側圧縮室を画成する一側旋回スクロールラップ部が形成されると共に、前記固定スクロールの他側固定スクロールラップ部と重なりあって他側圧縮室を画成する他側旋回スクロールラップ部が形成された旋回スクロールとから構成してなるスクロール式流体機械。
IPC (3件):
F04C 18/02 ,  F01C 1/02 ,  F04C 18/02 311
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭57-203801
  • 特開平3-233102
  • 特開平2-211394

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