特許
J-GLOBAL ID:200903066201612213

発電設備の最適運転計画策定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-078976
公開番号(公開出願番号):特開2002-281665
出願日: 2001年03月19日
公開日(公表日): 2002年09月27日
要約:
【要約】【課題】 従来において発電設備に係る最適運転計画を策定するシステムは、リスク管理手法を備えておらず、発電変動が生じた際に多額の損失を被る場合があって安定した事業収益を得ることができないという課題があった。【解決手段】 時間帯毎の売電価格を設定するステップと、各時間帯で発電設備が取り得る運転状態を検出して当該運転状態に到達する遷移経路毎の利益を登録するステップと、最終的に利益を最大化することができる遷移経路に基づいて発電設備の運転計画を策定するステップとを有し、各時間帯毎の利益を電力販売により生じる利益から発電変動に起因して生じる損失を減じて求める。
請求項(抜粋):
所定の時間帯毎の電力市場への売電価格を設定する第1のステップと、所定の時間帯毎に、発電設備の取り得る運転状態を検出して、それぞれの運転状態について、当該運転状態が発電設備の稼動を示す場合には対象とする時間帯において最も利益を得ることができる最適な発電量を算出するとともに、発電設備の稼動または停止にかかわらず当該運転状態に到達する遷移経路並びに当該遷移経路を経ることで初期状態から得られる利益を登録する第2のステップと、最後の時間帯において、取り得る運転状態のなかから初期状態からの利益が最も大きくなる運転状態を検出するとともに当該運転状態に到達する遷移経路を特定して、この特定された遷移経路に基づいて発電設備の運転計画を策定する第3のステップとを有し、前記第2のステップで実施される最適な発電量の算出において、発電量に基づく利益を、電力販売により生じる利益から発電に係るリスクに起因する損失を減じて求めることを特徴とする発電設備の最適運転計画策定方法。
IPC (3件):
H02J 3/00 ,  G05B 13/02 ,  G21D 3/00
FI (3件):
H02J 3/00 G ,  G05B 13/02 K ,  G21D 3/00 Z
Fターム (10件):
5G066AA02 ,  5G066AA20 ,  5H004GB06 ,  5H004HA14 ,  5H004HB14 ,  5H004JA04 ,  5H004KC06 ,  5H004KC08 ,  5H004KC23 ,  5H004KC27

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