特許
J-GLOBAL ID:200903066209839560

自動変速機のパーキング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-156605
公開番号(公開出願番号):特開平11-001158
出願日: 1997年06月13日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】圧縮コイルバネ及びコイル支持スペーサの耐久性を向上させ、同時にコンンパクト化を図った自動変速機のパーキング装置を提供する。【解決手段】パーキングロッド86の先端に拡径部86cを形成し、後端側の外周に形成した突起部86dとの間にウエッジ84を配設し、突起部により後端側への移動が規制された状態でリング状のコイル支持スペーサ88を配設し、コイル支持スペーサ及びウエッジ間の前記パーキングロッドの外周上に圧縮コイルバネを配設している。そして、前記圧縮コイルバネを、巻き線を粗く巻いた大径の圧縮コイルバネ96と、巻き線を密に巻いた小径の圧縮コイルバネ94とで構成し、小径の圧縮コイルバネを大径の圧縮コイルバネ内に遊挿し、小径の圧縮コイルバネの一端をコイル支持スペーサの内周側に当接し、大径の圧縮コイルバネの一端をコイル支持スペーサの外周側に当接した状態でパーキングロッドの外周上に配設した。
請求項(抜粋):
自動変速機の出力軸とともに回転するパーキングギヤと、このパーキングギヤとの係合により前記出力軸を固定する爪部を有するパーキングポールと、セレクトレバーが駐車レンジをセレクトすると前記パーキングポールに向けて移動し、前記セレクトレバーが走行レンジをセレクトすると前記パーキングポールから離間するパーキングロッドと、このパーキングロッドの先端に形成した拡径部と、前記パーキングロッドの後端側の外周を変形して形成した突起部と、前記拡径部及び前記突起部間のパーキングロッド上に摺動自在に配設したウエッジと、前記突起部と比較して大径の外周形状を有し、前記突起部により前記後端側への移動が規制された状態で前記パーキングロッド上に配設したリング状のコイル支持スペーサと、このコイル支持スペーサ及び前記ウエッジ間の前記パーキングロッドの外周上に配設した圧縮コイルバネとを備えた自動変速機のパーキング装置において、前記圧縮コイルバネを、コイル直径が異なる2つの圧縮コイルバネにより構成し、大径の圧縮コイルバネを粗く巻いた巻き線により形成し、小径の圧縮コイルバネを密に巻いた巻き線により形成するとともに、前記小径の圧縮コイルバネを前記大径の圧縮コイルバネ内に遊挿し、前記小径の圧縮コイルバネの一端を前記コイル支持スペーサの内周側に当接し、前記大径の圧縮コイルバネの一端を前記コイル支持スペーサの外周側に当接した状態で前記パーキングロッドの外周上に配設したことを特徴とする自動変速機のパーキング装置。
IPC (2件):
B60T 1/06 ,  F16H 63/34
FI (2件):
B60T 1/06 G ,  F16H 63/34

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