特許
J-GLOBAL ID:200903066211316361

冗長切替方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-350284
公開番号(公開出願番号):特開平10-190683
出願日: 1996年12月27日
公開日(公表日): 1998年07月21日
要約:
【要約】【課題】 遅延優先制御機能を有する場合でもセル遅延を生じることなく無瞬断で冗長切替を行える冗長切替方式を提供する。【解決手段】 各遅延優先クラスごとに切替制御セルを生成し、最も遅延優先クラスの高い切替制御セルから順に、現用系スイッチ部3および予備系スイッチ部4に設けられた各キューに対して出力する。現用系スイッチ3の各キュー311〜31mでは、他のセルと同様に切替制御セルを蓄積して読み出し、予備系スイッチ部4では切替制御セルの到着に応じてキューを初期化してセル読み出しを停止し、現用系スイッチ3からの切替制御セルの読み出しに応じて、予備系スイッチ部4の対応する遅延優先クラスのキューからのセル読み出しを再開し、最低遅延優先クラスの切替制御セルが現用系スイッチ部3から読み出された場合に、予備系スイッチ部4から読み出されたセルを主信号として選択出力する。
請求項(抜粋):
スイッチ部に各遅延優先クラスごとにキューを設けて、入力されたセルに設定されている遅延優先クラスに基づいて対応するキューに順次蓄積するとともに、セルが蓄積されているキューのうち最も遅延優先クラスの高いキューから順に蓄積されているセルを読み出して出力する遅延優先制御を行うATM通信装置において、前記スイッチ部を現用系スイッチ部および予備系スイッチ部として2重化して設けるとともに、無瞬断切替の要求に応じて所定の切替制御セル送出要求を出力する監視制御部と、入力されたセルを分岐して両スイッチ部に等しく出力し、前記切替セル送出要求に応じて各遅延優先クラスごとに切替制御セルを生成して、最も遅延優先クラスの高いものから順に前記両スイッチ部に等しく出力する入力インタフェース部と、通常時は現用系から読み出されたセルを選択出力し、現用系スイッチ部から読み出された切替制御セルの遅延優先クラスに基づき、この遅延優先クラスと同一遅延優先クラスの予備系スイッチ部のキューに対してセルの読み出し再開を指示するとともに、現用系スイッチ部から読み出された最低遅延優先クラスの切替制御セルの検出に応じて予備系スイッチ部から読み出されたセルを選択出力する出力インタフェース部とを備え、現用系スイッチ部は、入力インタフェース部からのセルに対して前記遅延優先制御を行い、予備系スイッチ部は、入力インタフェース部からのセルに対して前記遅延優先制御を行うとともに、切替制御セルについてはその遅延優先クラスに対応するキューから前記切替制御セル以前に蓄積されているすべてのセルを廃棄してセル読み出しを停止し、前記セル読み出し再開指示に基づいて対応するキューからのセル読み出しを再開することを特徴とする冗長切替方式。
IPC (2件):
H04L 12/28 ,  H04Q 3/00
FI (3件):
H04L 11/20 D ,  H04Q 3/00 ,  H04L 11/20 C
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • ATMスイッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-092217   出願人:日本電気株式会社
  • ATMスイッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-055979   出願人:日本電信電話株式会社

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