特許
J-GLOBAL ID:200903066214000616
A/D変換出力データの非直線性補正方法及び非直線性補正装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-058844
公開番号(公開出願番号):特開2004-274157
出願日: 2003年03月05日
公開日(公表日): 2004年09月30日
要約:
【課題】A/D変換出力特性の非直線性を、温度変化を考慮する必要なく低コストで直線補正することを目的とする。【解決手段】A/D変換装置(TAD)への入力電圧範囲Vmin〜Vmaxを、中心電圧Vcを境界にして領域1と領域2に2等分割し、各領域毎に、TAD出力特性曲線の両端を結んでなる近似直線にてTAD出力特性曲線を近似する。領域1においては近似直線L11に、領域2においては近似直線L12に、それぞれ近似する。そして、各近似直線L11,L12上の点を理想A/D直線上の点に変換する変換式を領域毎に導出する。このようにして得られた変換式にてTADからの出力データを変換することにより、非直線性を有するTAD出力特性の直線補正が実現される。しかもこの変換式は、近似直線L11,L12を設定したときの周囲温度が反映されたものである。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
アナログ信号をデジタルデータに変換するA/D変換装置において、入力されたアナログ信号と前記変換後のデジタルデータとの関係を示す入出力特性曲線の非直線性を直線補正する方法であって、
前記アナログ信号-前記デジタルデータ座標上において、所定のアナログ信号入力範囲内でアナログ信号に正比例した特性を持つ任意の直線を理想A/D直線として設定すると共に、前記アナログ信号入力範囲をN個の領域に分割し、該各領域毎に、
(1)前記入出力特性曲線を、当該領域における該入出力特性曲線の両端を結ぶ直線である近似直線に近似し、
(2)前記近似直線上の任意の座標点を該座標点と同じアナログ信号値に対する前記理想A/D直線上の座標点に変換する変換式を導出して、
(3)該導出した変換式にて、前記A/D変換装置から出力されるデジタルデータを変換する
ことを特徴とするA/D変換出力データの非直線性補正方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (7件):
5J022AA01
, 5J022AC04
, 5J022BA04
, 5J022CB07
, 5J022CC02
, 5J022CE04
, 5J022CE08
引用特許:
前のページに戻る