特許
J-GLOBAL ID:200903066214278576

動圧流体軸受を備えたモータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高良 尚志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-352705
公開番号(公開出願番号):特開平9-191599
出願日: 1995年12月28日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【課題】 スラスト板の外周上部付近の潤滑流体中に保留されがちになる気泡を外気に解放させ易くして潤滑流体の漏出を防ぐ。【解決手段】 固定軸体52に回転スリーブ体62を回転自在に外嵌させる。スラスト板52aに、その外周面から径方向内方に向かい、径方向中間部において上向きに屈曲して上面に達する連通孔65を設ける。固定軸体52と回転スリーブ体62及びスラストカバー64との間隙及び連通孔65に潤滑油70を充填する。スラスト板52aの上側の間隙における潤滑油70の内周端部は外気に通じさせる。連通孔65の上面開口は、スラスト板52aの上側に保持された潤滑油70の内周端部よりもやや外周側とする。
請求項(抜粋):
ほぼ上下方向の軸心線を有する軸体と軸体保持体とが、軸体の軸心線を中心に相対回転自在に構成され、その軸体と軸体保持体のうち一方がロータと一体をなし他方がステータと一体をなすモータであって、前記軸体が備えるスラスト板と、前記軸体保持体におけるスラスト板保持部と、それらの径方向の間隙及び軸心線方向両側の間隙に連続的に充満した潤滑流体とにより、スラスト動圧流体軸受手段が構成され、前記潤滑流体は、前記間隙に、その間隙のうち軸線方向上側の間隙における潤滑流体の内周端部が外気に通じた状態で、毛細管現象により保持され、前記スラスト板は、その外周面と、その上面のうち潤滑流体の前記内周端部よりもやや外周側とを結ぶ連通孔を有し、その連通孔は潤滑流体で満たされていることを特徴とするモータ。
IPC (4件):
H02K 5/10 ,  F16C 17/02 ,  H02K 5/167 ,  H02K 7/08
FI (4件):
H02K 5/10 Z ,  F16C 17/02 A ,  H02K 5/167 B ,  H02K 7/08 A

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