特許
J-GLOBAL ID:200903066215706016

ボールシート式電磁二方弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-086260
公開番号(公開出願番号):特開平10-281034
出願日: 1997年04月04日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】【課題】 ボールシート式電磁二方弁におけるアーマチャ室への噴出流の不均一を、ボール支持部のテーパとシート角の同軸度が不十分である場合でも、ボールバルブが横方向へずれないようにすることにより、防止する。【解決手段】 ニードル29のボール支持部をなすテーパ34をバルブシート36の角度よりも大きな角度を持つ凹状テーパとしてあるので、シート不良を起こすことは無く、閉弁不良は起こらない。また、ニードル29のボール支持部中央に上下に貫通する細孔をなすニードル内低圧流路35を設け、低圧流路に連通させているので、ニードル29がリフトしボールが横にずれた時、細孔をなすニードル内低圧流路35から燃料が抜け、負圧によりボールがボール支持部中央に引き戻される。このため、本発明によればボールシート式電磁二方弁におけるアーマチャ室への噴出流の不均一を、ボール支持部のテーパとシート角の同軸度が不十分である場合でも、ボールバルブが横方向へずれないようにすることにより、防止することができる。
請求項(抜粋):
バルブシートからの噴出流をソレノイドの電磁力を受けるアーマチャを格納するアーマチャ室を通して低圧流路に排出する低圧流路構成を持つボールシート式電磁二方弁において、前記アーマチャのリフトをボールバルブに伝えるニードルのボール支持部をなすテーパを、前記バルブシートの角度よりも大きな角度を持つ凹状テーパとし、さらに前記ニードルの前記ボール支持部の中央に、上下に貫通する細孔をなすニードル内低圧流路を設け、該細孔を前記低圧流路に連通させたことを特徴とするボールシート式電磁二方弁。
IPC (3件):
F02M 51/00 ,  F16K 31/06 385 ,  F02M 47/00
FI (3件):
F02M 51/00 F ,  F16K 31/06 385 A ,  F02M 47/00 F

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