特許
J-GLOBAL ID:200903066222165802

Tナット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-202108
公開番号(公開出願番号):特開2000-035021
出願日: 1998年07月16日
公開日(公表日): 2000年02月02日
要約:
【要約】【課題】 雌ねじ形成領域の長さが不必要に長くならない、かしめ予定部を有するTナットの構造を提供する。【解決手段】 軸部2および該軸部2の一方の端部から外方へ張り出すフランジ部33を備え、軸部2は、その軸方向の途中に全周にわたって設けられた段差部3と、軸部2の他方の端部から段差部3にかけての、中空円筒状をなす先端側筒状部4と、内外径ともに先端側筒状部4よりも拡大された基端側拡大筒状部5とを含む。先端側筒状部4は、他方の端部から所定の長さにかけて形成されたかしめ予定部34と、該かしめ予定部34よりも段差部3側の領域の、雌ねじ形成部35とを含む。この構造によれば、軸部が長い場合であっても、雌ねじ形成部を必要最小限の長さに設定することができるため、タップによるねじ切り工程における余分な加工工数が削減され、Tナットの生産性を向上することができる。
請求項(抜粋):
一体の金属材料からなる、軸部および該軸部の第1の端部から外方へ張り出すフランジ部を備え、前記軸部が、その軸方向の途中に設けられた段差部と、前記第1の端部とは逆の第2の端部から前記段差部にかけての先端側筒状部と、内周が前記先端側筒状部の内径よりも拡大され、かつ、外周が前記先端側筒状部の外径よりも拡大された、前記段差部から前記フランジ部にかけての基端側拡大筒状部とを含み、前記先端側筒状部は、前記第1の端部から所定の長さにかけて形成されたかしめ予定部と、該かしめ予定部よりも前記段差部側の領域の、少なくとも一部に雌ねじが形成された、前記かしめ予定部の内径よりも小さな内径を有する雌ねじ形成部とを含む、Tナット。

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