特許

J-GLOBAL ID：200903066222886780

薬剤徐放性樹脂組成物

発明者： 千貫 高志 ,  柴田 誠一 ,  佐藤 友美
出願人/特許権者： 住友化学工業株式会社
代理人 (1件)： 諸石 光▲ひろ▼ (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-080711
公開番号（公開出願番号）：特開平5-279202
出願日： 1992年04月02日
公開日（公表日）： 1993年10月26日
要約：

【要約】【構成】 熱可塑性樹脂100重量部に対し、20°Cにおける蒸気圧1×10-5〜1×10-1mmHgの薬剤0.001〜50重量部と下記式(I)で示されるフェノール系化合物とを配合せしめた樹脂組成物であり、該フェノール系化合物が結晶として、該樹脂組成物中に0.5〜30%存在することを特徴とする薬剤徐放性樹脂組成物。【化1】(式中、Rは、水素原子または炭素数1〜3のアルキル基を示し、Xは、同一または相異なり、炭素数1〜4のアルキル基または(低級アルキル基置換)シクロアルキル基を示し、nは1または2を示す。但し、2個のOHの中、1個はアクリロイルオキシ基で置換されていてもよい。)【効果】本発明の薬剤徐放樹脂組成物は、揮散性の薬剤の放出速度を長期にわたってコントロールすることができ、特に、蒸気圧の高い薬剤のディスペンサーとして非常に有用である。

請求項（抜粋）：

熱可塑性樹脂100重量部に対し、20°Cにおける蒸気圧1×10-5〜1×10-1mmHgの薬剤0.001〜50重量部と下記式(I)で示されるフェノール系化合物とを配合せしめた樹脂組成物であり、該フェノール系化合物が結晶として、該樹脂組成物中に0.5〜30%存在することを特徴とする薬剤徐放性樹脂組成物。【化1】(式中、Rは、水素原子または炭素数1〜3のアルキル基を示し、Xは、同一または相異なり、炭素数1〜4のアルキル基または(低級アルキル置換)シクロアルキル基を示し、nは1または2を示す。但し、2個のOHの中、1個はアクリロイルオキシ基で置換されていてもよい。)

IPC (7件)：

A01N 25/18 102 ,  A01N 25/10 ,  A01N 25/34 ,  A61K 31/05 ,  A61K 47/10 ,  A61K 47/32 ,  B32B 27/18

引用特許：

出願人引用 (4件)

• 特開平2-121957
  
• 特開平3-200704
  
• 特開平3-287505
  
• 特開平2-191201
  

審査官引用 (4件)

• 特開平2-121957
  
• 特開平3-200704
  
• 特開平3-287505
  
• 特開平2-191201