特許
J-GLOBAL ID:200903066224932533

自動車用駆動滑り制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-207765
公開番号(公開出願番号):特開平6-171488
出願日: 1993年08月23日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】 自動車用駆動滑り制御装置において,ブレーキの作動による差動ロック作用を改善するように制御ユニットの特性を改善することである。【構成】 駆動車輪の回転速度差およびエンジン回転速度を利用し,PID制御ユニットおよびダンピング介入によりブレーキトルクに対応する信号が発生され,この信号は弁作動時間に変換されまたこの信号により各ブレーキにブレーキ圧力を発生する。
請求項(抜粋):
自動車用駆動滑り制御装置であって,前記制御装置において駆動車輪の回転速度ω<SB>L</SB>およびω<SB>R</SB>およびエンジン回転速度ω<SB>mot</SB>が決定されまた前記制御装置において車輪回転速度差Δω=(ω<SB>L</SB>-ω<SB>R</SB>)およびエンジン回転速度ω<SB>mot</SB>から駆動車輪用目標ブレーキトルクMB<SB>L</SB>*およびMB<SB>R</SB>*が制御ユニット内で求められ,前記目標ブレーキトルクMB<SB>L</SB>*およびMB<SB>R</SB>*がこれらの車輪の車輪ブレーキ用弁作動時間に変換されるところの前記駆動滑り制御装置において:制御ユニットが比例要素uP,積分要素xIおよび微分要素uDを有する制御動作uPID(PID制御ユニット)を行い,ここで次のブレーキ制御1) Δω>0およびuPID≧0のとき,左車輪に目標ブレーキトルクMB<SB>L</SB>*=uPID+uDPに対応するブレーキ圧力が加えられ,2) Δω<0およびuPID≦0のとき,右車輪に目標ブレーキトルクMB<SB>R</SB>*=-uPID+uDPに対応するブレーキ圧力が加えられ,3) 条件1)または2)が満たされないときは車輪にブレーキがかけられず,ここでuDPはエンジン回転速度ω<SB>mot</SB>および走行ギヤ段i<SB>g</SB>に依存するダンピング介入であること;が適用されることを特徴とする自動車用駆動滑り制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/58 ,  B60K 28/16

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