特許
J-GLOBAL ID:200903066225468466

超微粒子粉体と水蒸気透過性のよい樹脂を使用して 建築構造物の内壁結露防止を行う方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-328370
公開番号(公開出願番号):特開平6-136840
出願日: 1992年10月27日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】 (修正有)【目 的】欧米各国と違い、四方海に囲まれている日本では、年中大部分の地方で多湿であり、特に冬期、室内で発生する水蒸気がこもり、室内内壁に結露現象を起している。古来の日本家屋では、断熱性もあって通気性能もある、紙障子と断熱性能も吸排温性能もある土壁で建造物を守っていた。この土壁の機能と同様以上で、簡便、しかも低廉に行えるようにする。【構 成】無機、有機の微粒子を水蒸気透過性のよい樹脂の水溶液、或はエマルジョンをバインダーとして造粒して、天然物の発泡体より多孔質のものをつくり、その毛細管現象を利用して、空気中の水分の吸排出を行わせるものである。この造粒物を合成樹脂の水溶液或はエマルジョンをバインターとして、建造物の内壁へ塗布し、結露防止を行うものである。
請求項(抜粋):
【請求項 1】比表面積の大なる有機、無機の超微粉体を超微粉体間の毛細管現象が発現するように、セルローズのエステル及エーテル系誘導体、或はポリビニールアルコール等のようなガス透過性、特に水蒸気透過性のよい 樹脂の水溶液、或はエマルジョンを使用し、圧縮造粒機、転動造粒機、流動槽造粒機等によって造粒し、これを室内壁にバインダーを用いて塗布し、結露防止を行う方法

前のページに戻る