特許
J-GLOBAL ID:200903066243572203

パルスレーダ受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 喜平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-264252
公開番号(公開出願番号):特開平10-111355
出願日: 1996年10月04日
公開日(公表日): 1998年04月28日
要約:
【要約】【課題】 複数の受信パルス列のそれぞれの受信パルス列が、同一レーダ装置での異なる送信モードか否かの判定を確実に行い、かつ、装置規模及びデータ処理規模の増大化を抑える。【解決手段】 受信機12が受信パルス列ごとの電波諸元を計測する。この計測したパルスデータS6がPRI検出器13に入力され、パルスデータS6におけるパルス到来時刻からパルス繰り返し間隔のPRIデータS7を検出する。デューティ比検出器14がパルスデータS6におけるパルス幅と、PRIデータS7におけるパルス繰り返し間隔とのデューティ比を検出し、このデューティ比データS8及びPRIデータS7が相関処理器15に入力される。相関処理器15では、PRIデータS7及びデューティ比データS8に基づいて複数の受信パルス列のそれぞれの受信パルス列が、同一レーダ装置での異なる送信モードか否かを判定するための相関処理を行い、その出力データを送出する。
請求項(抜粋):
レーダ波を受信するアンテナと、前記アンテナからの受信信号を処理した受信パルス列の周波数、パルス幅、振幅及びパルス到来時刻を含む電波諸元を計測する受信手段と、前記受信手段で計測したパルス到来時刻からパルス繰り返し間隔を検出するPRI検出手段と、前記受信手段の出力におけるパルス幅と前記PRI検出手段で検出されたパルス繰り返し間隔とのデューティ比を検出するデューティ比検出手段と、前記PRI検出手段で検出されたパルス繰り返し間隔とデューティ比検出手段で検出したデューティ比とに基づいて、複数の受信パルス列のそれぞれの受信パルス列が、同一レーダ装置での異なる送信モードか否かを判定するための相関処理を行う相関処理手段と、を備えることを特徴とするパルスレーダ受信装置。

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