特許
J-GLOBAL ID:200903066244810779

コンピュータ利用機器の省電制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯村 雅俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-170624
公開番号(公開出願番号):特開平6-019592
出願日: 1992年06月29日
公開日(公表日): 1994年01月28日
要約:
【要約】【目的】 標準入力装置に対する入力センスを行なう各々のプログラムに対応して、コンピュータを利用した機器の省電化を効率良く行なう。【構成】 割込み制御時に、プログラムの要求による入力センス回数の単位時間の値別の発生頻度に基づき、入力センスのみを行なうアイドル状態を特定するアイドル状態特定部と、プログラムの要求に対応する処理を行なうと共に、入力センス回数の単位時間の値を測定して、アイドル状態の値と照合して、アイドル状態を検出するアイドル状態検出部とを設け、このアイドル状態検出部によるアイドル状態の検出に基づき、通常の動作モードから省電動作モードへの切り替えを行なう省電制御システム。
請求項(抜粋):
コンピュータを利用した機器の省電制御システムであり、システムを構成するそれぞれの回路を、通常の動作モードから、より消費電力の低い省電動作モードに切替え、システムの動作電力の低減をはかるコンピュータ利用機器の省電制御システムにおいて、プログラムから、所定の標準入力装置における入力データの発生の有無の問い合わせが要求された回数であるセンス回数を計数して記憶するセンス回数記憶手段と、プログラムからの上記標準入力装置の制御以外の要求、もしくは、定常的に繰返し発生する割込み以外の上記標準入力装置を含む周辺装置からの割込み発生時に、上記センス回数記憶手段で記憶している上記センス回数をゼロ回にリセットするセンス回数リセット手段と、所定の時間間隔で繰り返される割込み時に、上記センス回数記憶手段で記憶している上記センス回数を読み取り、該センス回数の所定の単位時間あたりの回数であるセンス時間密度を測定して記憶するセンス時間密度記憶手段と、該センス時間密度記憶手段で記憶しているセンス時間密度の、それぞれの値の所定の単位時間内における発生頻度を測定し、該発生頻度の測定結果で、所定の発生頻度値を超えているセンス時間密度を、プログラムが上記標準入力装置の入力データ発生を待ち続けているアイドル状態を示すアイドル状態センス時間密度として抽出して記憶するアイドル状態特定手段と、上記センス時間密度記憶手段で記憶している上記センス時間密度と、上記アイドル状態特定手段で記憶しているアイドル状態センス時間密度との一致を照合して、アイドル状態の検出を行なうアイドル状態検出手段と、該アイドル状態検出手段によるアイドル状態の検出に基づき、上記通常の動作モードから省電動作モードへの切り替えを行なう省電動作モード設定制御手段と、上記省電動作モード中における、プログラムからの上記標準入力装置の制御以外の要求、もしくは、定常的に繰返し発生する割込み以外の上記標準入力装置を含む周辺装置からの割込み発生時に、上記省電動作モードを、通常の動作モードへの復帰させる通常動作モード設定制御手段とを設けることを特徴とするコンピュータ利用機器の省電制御システム。
IPC (2件):
G06F 1/32 ,  G06F 11/34

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