特許
J-GLOBAL ID:200903066256744461

顔器官検出装置及び媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 正道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-225699
公開番号(公開出願番号):特開平11-053525
出願日: 1997年08月06日
公開日(公表日): 1999年02月26日
要約:
【要約】【課題】簡単な構成で、照明条件等の画像入力における環境の影響を受けないで頑健な顔器官の抽出を行うことが出来ないと言う課題。【解決手段】色情報計算手段102で計算された色情報、平滑化処理手段103における平滑フィルタ処理により人物領域限定手段104が人物領域を抽出する。初期抽出ベクトル設定手段107で人物領域画像より複数の矩形領域が選択され、各矩形領域内の色情報の分布に基づいて、評価ベクトル生成手段108で各抽出ベクトルの評価ベクトルを計算する。各評価ベクトルと評価テンプレート辞書109内の評価テンプレートベクトルとの比較により、各抽出ベクトルの適合度が抽出領域評価手段110で評価され、組み替え操作手段111で各矩形領域の調整が遺伝的な組み替え操作によって実施される。
請求項(抜粋):
画像入力を行う画像入力手段と、入力画像の色情報を計算する色情報計算手段と、前記色情報計算手段で得られた色情報から人物領域に属さない画素を抽出するとともに輝度に対する平滑化処理を行う平滑化処理手段と、前記平滑化処理手段をもとに人物領域を限定する人物領域限定手段と、前記人物領域内から初期抽出領域を特定する抽出ベクトルの集団を設定する初期抽出ベクトル設定手段と、前記設定された抽出ベクトルで特定される抽出領域内の色情報の分布から各領域評価に用いる評価ベクトルを生成する評価ベクトル生成手段と、顔器官を抽出するために予め用意された抽出用標本画像集合をもとに生成された評価テンプレートベクトルを格納する評価テンプレート辞書と、前記評価ベクトル生成手段で求められた評価ベクトルと前記評価テンプレート辞書内の評価テンプレートベクトルとを比較しその適合度を評価する抽出領域評価手段と、前記抽出領域評価手段で得られた適合度が予め設定された抽出判断基準を満足しない場合に、その適合度をもとに抽出ベクトルの記号的な組み替え操作を行う組み替え操作手段と、前記抽出判断基準を満足する場合に、領域抽出処理を終了して最適な抽出領域を顔器官として記録する対象領域記録手段とにより構成されることを特徴とする顔器官検出装置。
IPC (3件):
G06T 1/00 ,  G06F 15/18 550 ,  G06T 7/00
FI (4件):
G06F 15/62 380 ,  G06F 15/18 550 C ,  G06F 15/70 310 ,  G06F 15/70 460 B

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