特許
J-GLOBAL ID:200903066260009911

画像処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松崎 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-287460
公開番号(公開出願番号):特開平6-139343
出願日: 1992年10月26日
公開日(公表日): 1994年05月20日
要約:
【要約】【目的】 最適な2値化を可能とし、認識精度を向上させる。【構成】 画像撮像部1からの原画像を格納するフレームメモリ91の他に、各画素ごとの濃度変化方向を格納するフレームメモリ96、各画素ごとの濃度変化量を格納するフレームメモリ97、各画素ごとの濃度変化方向が連続性を有するか否かを示すフラグを立てるフレームメモリ98などを設けるとともに、各フレームメモリからのデータにもとづき画素毎に並列演算処理を行なう並列演算処理部4を設けることにより、原画像の濃淡に応じた忠実な2値化を可能とし、認識精度の向上を図る。
請求項(抜粋):
濃淡画像を入力する画像入力部と、画像入力信号をディジタル化する変換部と、入力画像を格納する第1のフレームメモリと、並列演算のための作業用領域として用いられる第2のフレームメモリと、各画素ごとの濃度変化方向を格納する第3のフレームメモリと、各画素ごとの濃度変化量を格納する第4のフレームメモリと、各画素ごとの濃度変化方向が連続性を有することを示すフラグを立てるための第5のフレームメモリと、各画素ごとの2値化しきい値を格納する第6のフレームメモリと、各フレームメモリ間で高速に画像転送が可能な専用バスと、各フレームメモリからのデータにもとづき各画素毎に並列演算を行なう並列演算部と、入力画像を認識する認識部とを備え、前記並列演算部により、各画素の近傍においてその最大の濃度変化の方向と大きさとを抽出してその濃度変化方向の連続性を認識し、しかる後、確定したしきい値を持つ画素をもとに未確定の画素のしきい値を補正し、さらに各画素ごとに抽出した2値化しきい値を全領域に伝播させて補正することにより、入力画像を認識対象領域と背景領域とに安定して分離可能にしてなることを特徴とする画像処理装置。
IPC (5件):
G06F 15/64 340 ,  G06F 15/68 320 ,  G06F 15/70 330 ,  G06K 9/20 340 ,  H04N 1/40 103

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