特許
J-GLOBAL ID:200903066260974013

核酸の変性検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-175730
公開番号(公開出願番号):特開平7-031500
出願日: 1993年07月15日
公開日(公表日): 1995年02月03日
要約:
【要約】【目的】 核酸の変性を迅速かつ精度良く検出できる核酸の変性検出装置を提供する。【構成】 初期値の変性条件値に設定された収納器210に投入された測定対象核酸に励起光照射部100から励起光が照射される。この励起光の照射により測定対象核酸で特性蛍光が発生する。この特性蛍光の一部は蛍光検出部300に入力した後、光検出器310で検出される。光検出器310の出力信号は処理部400へ通知され、変性条件値とともに測定データとして蓄積される。次に、処理部400の指示のもとで変性条件制御部200により変性条件を順次変化させながら、発生した特性蛍光を検出して、処理部400に各変性条件値とともに測定データが蓄積される。特性蛍光の測定後、蓄積された測定データから、核酸の変性が起こった変性点を求める。
請求項(抜粋):
第1の標識分子が付加された塩基からなる第1の1本鎖核酸と、前記第1の1本鎖核酸と相補的あるいは略相補的な塩基配列を有し、所定距離内の前記第1の標識分子とエネルギ移動を生じる第2の標識分子が付加された塩基からなる第2の1本鎖核酸と、が結合した前記2本鎖核酸が前記第1の1本鎖核酸と前記第2の1本鎖核酸とに分離する変性の条件を制御する変性条件制御手段と、所定波長の励起光を発生し、変性前の前記2本鎖核酸と変性後の前記第1の1本鎖核酸および前記第2の1本鎖核酸とに照射する励起光照射手段と、前記励起光の照射によって発生する蛍光を検出する蛍光検出手段と、前記蛍光検出手段の出力する信号を入力し、蓄積し、処理する処理手段と、を備え、前記変性条件制御手段により変性条件を変化させながら、発生した蛍光を観測し、前記2本鎖核酸の変性条件を計測することを特徴とする核酸の変性検出装置。
IPC (3件):
C12Q 1/68 ,  C12N 15/00 ,  G01N 21/64

前のページに戻る