特許
J-GLOBAL ID:200903066267465840

変圧器巻線の口出線折曲げ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-239473
公開番号(公開出願番号):特開平10-092681
出願日: 1996年09月10日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】2本の平角線を重ねて巻線を巻回する場合に、巻終り側の口出線の折曲げを容易に行うことができる変圧器巻線の口出線折曲装置を提供する。【解決手段】2本の平角線をそれぞれ巻枠側にガイドするガイド溝50c及び50dを備えたガイド部材50と、ガイド部材50から突出した平角線の巻終り側の端末部をそれぞれガイド溝50c及び50cの端部に設けられたコーナ部に沿って個別に折曲げる折曲げローラ73及び83と、これらの折曲げローラをそれぞれ駆動するシリンダ76及び86とを設けた。2本の平角線の折曲げを別々に行なわせることにより、両平角線の折曲げ位置を個別に決めることができるようにして、変圧器巻線の巻終り側口出線を構成する平角線の端末部に位置ずれが生じるのを防止するようにした。
請求項(抜粋):
平角線からなる第1及び第2の巻線導体を巻線導体供給ラインの巻線導体供給側から巻線導体送出側に供給して両巻線導体を重ね合せた状態で巻枠に巻回することにより変圧器巻線を形成する巻線機の前記巻線導体供給ラインの途中に配置されて、前記変圧器巻線の巻始め側口出線及び巻終り側口出線をそれぞれ形成する第1及び第2の巻線導体の巻始め側端末部及び巻終り側端末部をそれぞれの巻線導体の幅方向に所定の角度折り曲げる口出線折曲げ装置において、前記第1及び第2の巻線導体をそれぞれの厚み方向に並べた状態で前記巻線導体供給ラインに沿って前記巻枠側に案内するガイド機構と、前記ガイド機構から前記巻線導体供給ラインの巻線導体送出側に突出させた第1及び第2の巻線導体の巻始め側端末部を同じ側に折り曲げる巻始め側折曲げ機構と、前記ガイド機構から巻線導体供給側に突出させた第1の巻線導体の巻終り側端末部を折り曲げる第1の巻終り側折曲げ機構と、前記ガイド機構から巻線導体供給側に突出させた第2の巻線導体の巻終り側端末部を前記第1の巻線導体の巻終り側端末と同じ側に折り曲げる第2の巻終り側折曲げ機構とを具備したことを特徴とする変圧器巻線の口出線折曲げ装置。

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