特許
J-GLOBAL ID:200903066270344840

ガスセンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-398939
公開番号(公開出願番号):特開2003-194767
出願日: 2001年12月28日
公開日(公表日): 2003年07月09日
要約:
【要約】【課題】 素子の構造を変更することなく、比較的簡単な手法により凝縮水等から素子が完全に保護されたガスセンサを提供する。【解決手段】 本発明のガスセンサ1は、前端側に検知部Dが形成された板型セラミック素子2と、これを凝縮水や被検出ガスに含まれる水分や油分から保護する2重のプロテクタ6a,6bとを備えている。検知部Dの一方側の面は、ガス検出面を構成する電極25を覆う形で保護層24が設けられている。そして、内プロテクタ6bの側壁部W3には、保護層24と正対する角度位置にガス導入孔60が形成されている。
請求項(抜粋):
検出素子(2)の軸線(O)方向前端側に形成された検出部(D)と、これを覆う形態にて設けられる筒状の内プロテクタ(6b)と、該内プロテクタ(6b)の外側に配置される同じく筒状の外プロテクタ(6a)とを備えたガスセンサ(1)において、前記検出部(D)は、板状の固体電解質体(21)の表面に電極(25)が形成され、該電極(25)を覆う形で保護層(24)が設けられ、かつ裏面側にセラミックヒータ(22)が隣接する構造を有し、前記外プロテクタ(6a)の側壁部(W1)には、自身の内外に被検出ガスを流通させるためのガス流通孔(63)が形成され、前記内プロテクタ(6b)の側壁部(W3)には、自身内部の検出空間(G2)に前記被検出ガスを導入するためのガス導入孔(60)が形成される一方、前記固体電解質体(21)の板厚方向における前記保護層(24)のある側を当該ガスセンサ(1)の正面側と定め、さらに、前記検出部(D)を含み前記軸線(O)方向に垂直な断面(HS)において、前記電極(25)と、それを覆う前記保護層(24)との前記板厚方向に垂直な接合境界線(JB)を定め、該接合境界線(JB)を含み、かつ前記軸線(O)と平行な仮想平面にて前記内プロテクタ(6b)の側壁部(W3)を2分割した場合、前記正面側に位置する一方のみに前記ガス導入孔(60)が形成されていることを特徴とするガスセンサ(1)。
IPC (2件):
G01N 27/409 ,  G01N 27/41
FI (4件):
G01N 27/58 B ,  G01N 27/46 325 D ,  G01N 27/46 325 H ,  G01N 27/46 325 J
引用特許:
審査官引用 (6件)
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