特許
J-GLOBAL ID:200903066271269419

ブレーキ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-023948
公開番号(公開出願番号):特開平10-217931
出願日: 1997年02月06日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】【課題】 メインポンプと直列に加給ポンプが設けられ、この加給ポンプの吸入弁の上流に常閉のイン側ゲート弁が設けられている液圧回路を備えたABS制御・安定制御を行うブレーキ制御装置において、ABS制御終了時または安定制御終了時にメインポンプの吸入側に負圧が残留するのを防止すること、ならびにユニットの小型化・コスト低減を図ることを目的としている。【解決手段】 ABS制御もしくは安定制御終了後、ブレーキセンサBSでブレーキ操作状態が検出された時は、イン側ゲート弁9を所定時間T開弁する過給制御を実行する制御手段を備える。
請求項(抜粋):
運転者のブレーキ操作に応じて液圧を発生させる操作液圧発生手段と、この操作液圧発生手段と車輪において制動力を発生させるホイルシリンダとを結ぶ主回路と、この主回路の途中に設けられて、ホイルシリンダ圧力を減圧・保持・増圧可能な液圧制御弁と、この液圧制御弁に接続されたドレーン回路に設けられたリザーバと、途中に吸入弁を有したメイン吸入回路が前記リザーバに接続されている一方、途中に吐出弁を有したメイン吐出回路が前記液圧制御弁に向けて液圧を供給可能に接続されたモータ駆動のメインポンプと、途中に吐出弁を有した加給吐出回路が前記メイン吸入回路に向けて作動液を供給可能に接続されている一方、途中に吸入弁を有した加給吸入回路が操作液圧発生手段に接続されたモータ駆動の加給ポンプと、前記加給吸入回路の吸入弁と操作液圧発生手段との間に設けられて、回路を開閉する常閉のイン側ゲート弁と、前記主回路の液圧制御弁と操作液圧発生手段との間の位置に設けられて、回路を開閉する常開のアウト側ゲート弁と、前記液圧制御弁および両ゲート弁の作動ならびにモータの駆動を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、操作液圧発生手段の作動時には、車輪がロックするのを防止すべく液圧制御を行うアンチロックブレーキ制御を実行し、また、操作液圧発生手段の非作動時には、車両挙動に応じて必要な時には少なくとも駆動輪スリップを防止する駆動力制御あるいは、制動力により車両姿勢の安定化を図る運動制御の一方からなる安定制御を実行し、この安定制御実行時には、モータを駆動させてメイン・加給両ポンプを作動させ、かつ、イン側ゲート弁を開くとともにアウト側ゲート弁を閉じる制御を行うよう構成されたブレーキ制御装置において、ブレーキ操作状態を検出するブレーキ状態検出手段を備え、前記制御手段を、前記アンチロックブレーキ制御もしくは安定制御終了後、ブレーキ状態検出手段でブレーキ操作状態が検出された時は、前記イン側ゲート弁を所定時間開弁する過給制御を実行するよう構成したことを特徴とするブレーキ制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/48 ,  B60T 8/58
FI (2件):
B60T 8/48 ,  B60T 8/58 D

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