特許
J-GLOBAL ID:200903066290670400

コイル発条の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-222152
公開番号(公開出願番号):特開平7-051782
出願日: 1993年08月13日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】【目的】 後処理なしで座りが良く、高い自由長精度が得られる圧縮コイル発条の製造方法を提唱する。【構成】 発条用線材2の供給路先端に設けた捲回ブロック14とピッチ制御ブロック20により捲回中心軸方向に案内して螺回し、カッター13によって切断する発条捲回機により製造する。圧縮コイル発条1に使用する長さピッチで、発条用線材2の両側から一つのテーパ部4の長さがコイル外径の略2〜3倍のテーパ形状を持つ対称形の巻端加工部3を予め形成する。発条用線材2は、巻端加工部3のテーパ部4の面が発条捲回機のピッチ制御ブロック20の移動方向と直交するように供給保持し、前のコイル発条の巻端加工部3のテーパー部4終端位置でカッター13を作動して切断分離することを特徴とする。
請求項(抜粋):
発条用線材の供給路先端に捲回ブロックを対向支持し、捲回中心軸方向に進退するピッチ制御ブロックにより捲回した発条用線材を捲回中心軸方向に案内して該発条用線材を所定のコイル外径とピッチに螺回すると共に、該螺回後端を捲回中心軸に向かって突出するカッターによって所定の総巻数で切断してなる発条捲回機による圧縮コイル発条の製造において、前記供給路を経て捲回部に供給する連続した発条用線材に、製造しようとする圧縮コイル発条に使用する発条用線材の長さピッチで、該発条用線材の両側から一つのテーパ部の長さがコイル外径の略2〜3倍の緩いテーパ形状を持つ対称形の巻端加工部を予め形成すると共に、該巻端加工部のテーパ面が前記発条捲回機のピッチ制御ブロックの移動方向と直交する向きに保持して発条用線材を供給路に供給し、該巻端加工部で隣設する前のコイル発条のテーパ終端と後のコイル発条のテーパ始端位置で前記カッターを作動して切断分離することを特徴とするコイル発条の製造方法。
IPC (2件):
B21F 35/00 ,  B21F 3/06

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