特許
J-GLOBAL ID:200903066291922143

磁気共鳴イメージング装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-112305
公開番号(公開出願番号):特開平5-285118
出願日: 1992年04月06日
公開日(公表日): 1993年11月02日
要約:
【要約】【目的】傾斜磁場コイルが大電流かつ高頻度で使用する場合でも、傾斜磁場コイルの発熱による静磁場強度の変化を確実に防止することにある。【構成】傾斜磁場コイル8からの熱をヒートパイプ16の吸熱部30で吸収し、この熱を外部空間に突出した放熱部31で放熱する。また、傾斜磁場コイル8の近傍の複数の温度センサ34で温度を検出し、この検出温度と設定温度とを比較して検出温度が高い場合には放熱ファン33を回して熱伝達量を多くし、検出温度が低い場合には熱伝達量を低くまたは停止させる。【効果】傾斜磁場コイル8から発生する熱をヒートパイプ16により外部へ放熱すると共に外部への熱伝達量を可変制御することにより、熱による静磁場強度の変化を防止でき、磁気回路の温度制御が容易となるため、ぼけや歪の無い良好な画像を得ることができる。
請求項(抜粋):
被検体が入り得る空隙に対向配置した永久磁石とこの永久磁石の空隙側の対局面にそれぞれ固着し均一な静磁場を発生するための磁極片を有する静磁場発生手段と、前記静磁場にX,Y,Zの各方向に対応する傾斜磁界を発生する傾斜磁場発生手段と、被検体に電磁波を照射する高周波送信コイルと、前記電磁波を受けた後に被検体から発生する共鳴信号を検出する高周波受信コイルと、この検出信号により被検体の物理的性質を表す画像を得る画像再構成手段とを有する磁気共鳴イメージング装置において、上記X,Y,Z方向の傾斜磁場発生手段のうち少なくとも一方向の傾斜磁場発生手段と上記永久磁石との間に設置して傾斜磁場発生手段から外部空間へ熱を伝達する熱伝達手段と、前記傾斜磁場発生手段の温度を検出する検出手段と、この検出温度と設定温度とを比較して前記熱伝達手段の熱伝達量を可変制御する制御手段とを備えたことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/38
FI (4件):
A61B 5/05 340 ,  A61B 5/05 360 ,  G01N 24/06 A ,  G01R 33/22 S

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