特許
J-GLOBAL ID:200903066296019492

流体式リターダの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石山 博 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-354407
公開番号(公開出願番号):特開平5-170088
出願日: 1991年12月20日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 運転手によるブレーキペダル28の踏込み等に伴って空気弁40を介して圧縮空気をオイルパン20へ送り込まれ、圧縮空気によりオイルパン20内のオイル18をリターダ室17へ押し出して充填させ、伝動軸12の減速作動を行う流体式リターダ10において、運転手の操作に対する流体式リターダ10の応答性を改善する。【構成】 電子制御箱38は、アクセルリンクスイッチ32からアクセルペダル26の踏込み量が零となったことを入力されるや、空気弁40を適当に開いて、オイルパン20へ圧縮空気を送り、オイルパン20内の気圧を、オイルパン20からリターダ室17へのオイル18の充填が開始する直前の気圧に予め上昇させておく。次に、ブレーキペダル28が踏込まれたり等して、十分に高圧の圧縮空気が、空気弁40を介してオイルパン20へ供給開始すると、オイルパン20内のオイル18はリターダ室17へ直ちに充填開始される。
請求項(抜粋):
動力伝達系(12)に配設され、空気弁(40)を介して圧縮空気をオイルパン(20)へ送り込まれ、前記オイルパン(20)内のオイル(18)を前記圧縮空気によりリターダ室(17)へ押し出して、充填し、減速作動を行う流体式リターダ(10)において、アクセルペダル(26)の踏込み量の零を検出するアクセルスイッチ(32)が設けられ、アクセルスイッチ(32)の検出値に基づいて前記アクセルペダル(26)の踏込み量が零となるや前記空気弁(40)を開いて、前記オイルパン(20)内の気圧を、ほぼ前記オイルパン(20)から前記リターダ室(17)へ前記オイル(18)を送り込み開始する直前の気圧まで予め上昇させておくことを特徴とする流体式リターダの制御装置。
IPC (3件):
B60T 10/02 ,  B60K 41/20 ,  F16D 57/02

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