特許
J-GLOBAL ID:200903066304689699

オートテンショナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-000783
公開番号(公開出願番号):特開平7-198008
出願日: 1994年01月10日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】大きいダンピング力が容易に得られ、かつダンピング力の大きさを容易に設定変更可能なオートテンショナを構成する。【構成】 固定部材1 により回動可能に支持されかつベルト押圧用のプーリ8 を有する回動部材2 を、該両部材1,2 間に介装した捩りコイルばね3 により所定方向に回動付勢して上記プーリ8 にベルトを押圧させて所定の張力を付与し、かつ上記両部材1,2 間に介装したインサートベアリング6 及びスプリングサポート11により該張力の変動に応じてダンピング力を変化させるオートテンショナにおいて、上記スプリングサポート11他側面に対向する回動部材2 のボス部7 外方に、回動部材2 の回動軸心m 方向に貫通する貫通孔21,21 を設け、該各貫通孔21に、ピン部材22を設けると共に弾性体23を縮装し、スプリングサポートに、回動部材2 の反所定方向への回動により各ピン部材22をフロントプレート11側に摺動移動させるテーパ面24,24 を設ける。
請求項(抜粋):
軸部を有し、固定体に固定可能な固定部材と、上記固定部材の軸部にボス部が回動可能に外嵌合され、該回動軸心と平行な軸心周りに回転可能なプーリを有する回動部材と、上記固定部材及び回動部材の間に縮装されて該回動部材を固定部材に対し所定方向に回動付勢する捩りコイルばねと、上記固定部材及び回動部材の間に介装され、上記プーリを介した回動部材の回動をダンピングするためのダンピング部材と、上記固定部材の軸部先端に装着され、上記回動部材のボス部を固定部材の軸部先端に対して抜け止めすると共に回動部材のボス部を摺接支持するプレート部材とを備え、上記回動部材の回動付勢力により上記プーリにベルトを押圧させて所定の張力を付与し、かつ上記張力の変動に応じてダンピング力を変化させるようにしたオートテンショナであって、上記ダンピング部材は、一側面が上記固定部材に、内周面が上記回動部材のボス部外周面にそれぞれ摺接し、かつ回動部材の回動時に固定部材およびボス部外周面の間でベルト張力の変動に応じた摩擦力を発生する略円筒状のスプリングサポートに形成され、上記スプリングサポートの他側面に対向する回動部材のボス部外方の所定位置には、そのボス部外方の所定位置を回動部材の回動軸心方向に貫通する貫通孔が設けられ、上記貫通孔には、上記回動部材の回動軸心方向へ摺動移動可能なピン部材が設けられていると共に、上記ピン部材の他端側およびプレート部材の間に縮装された弾性体が設けられ、上記スプリングサポートの他側面には、上記ピン部材の一端を摺接支持し、かつ上記回動部材の所定方向とは異なる逆方向への回動によりピン部材をプレート部材側に摺動移動させるテーパ面が設けられていることを特徴とするオートテンショナ。

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