特許
J-GLOBAL ID:200903066310573414
脳室シャントにおけるシャントバルブの流量のチェック方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
飯沼 義彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-135803
公開番号(公開出願番号):特開平5-300941
出願日: 1992年04月28日
公開日(公表日): 1993年11月16日
要約:
【要約】【目的】 脳室シャントのシャントバルブの流量を、脳室シャントを体内に埋込んだままチェックする。【構成】 脳室カテーテル12、頭蓋内圧測定用の弯曲ドーム10a付きリザーバ10、シャントバルブ15および還流カテーテル16をそなえた脳室シャントにおいて、定常状態のリザーバ内圧P0を測定し、ついで柔軟チューブ13を抑圧閉塞してから弯曲ドーム10aを押圧するポンプ作用で所要の髄液量ΔVを排出した後シャントバルブ15を閉じてリザーバ10内圧がP0に復帰するまでの時間T1を計測し、さらにT1時間が経過した後シャントバルブ15を開いてリザーバ内圧がP0に復帰するまでの時間T0を計測し、ΔV/T0からシャントバルブ15の流量チェックを行なう。
請求項(抜粋):
脳室に挿入される脳室カテーテルと同脳室カテーテルに柔軟性の流入チューブを介して接続された弯曲ドーム付きリザーバと同リザーバにシャントバルブを介して接続された腹腔カテーテルや心房カテーテルのような還流カテーテルとをそなえた脳室シャントを用いて、まず定常状態のリザーバ内圧を測定し、ついで上記シャントバルブの開放状態において上記流入チューブを抑圧閉塞してから上記弯曲ドームを押圧することにより上記還流カテーテルを介して髄液を排出するポンプ作用を繰返し所要の髄液量ΔVを排出した後、上記シャントバルブを閉じ上記ポンプ作用により低下したりリザーバ内圧が上記定常状態のリザーバ内圧まで復帰するまでの時間を計測し、さらに上記時間だけこの状態を保持して上記リザーバ内へ上記髄液量ΔVに相当する量の髄液を流入させてこのときのリザーバの内圧を測定した後上記シャントバルブを開いてリザーバ内圧が上記定常状態のリザーバ内圧まで復帰するまでの時間Tを計測し、ΔV/Tを算出して上記シャントバルブの流量のチェックを行なうようにしたことを特徴とする、脳室シャントにおけるシャントバルブの流量のチェック方法。
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