特許
J-GLOBAL ID:200903066311365505

ポリアミド酸およびこれを用いたポリイミド液晶配向膜、液晶表示素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野中 克彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-368091
公開番号(公開出願番号):特開平11-193326
出願日: 1997年12月29日
公開日(公表日): 1999年07月21日
要約:
【要約】【課題】 低温で焼成しても優れた性質が得られるポリアミド酸;耐劣化性の接触不良のないポリイミド液晶配向膜;および長時間の加熱処理後も残留電荷の低下が少ない液晶表示素子を提供する。【解決手段】式(I)【化1】および式(II)【化2】で表される構造単位からなり、分子末端にアミノ基、酸無水物基もしくはカルボキシル基または式(III)【化3】もしくは式(IV)【化4】で表される基を有するポリアミド酸{ただしG5およびG2はビニルフェニル基を含み,G3およびG4は4価、G6は2価の有機基;基G2、G5およびG6の含有モル量は、式[G2/(G2+G5+G6)]=0〜0.4または[(G2+G5)/(G2+G5+G6)]=0.02〜1)ただしG2とG5は同時に0でない}。さらにポリアミド酸の重合により得られるポリイミド、液晶配向膜および液晶表示素子。
請求項(抜粋):
一般式(I)【化1】および一般式(II)【化2】で表される構造単位からなり、分子末端にアミノ基、酸無水物基もしくはそれが加水分解したカルボキシル基または一般式(III)【化3】もしくは一般式(IV)【化4】で表される基を有するNーメチルー2ーピロリドン中、濃度0.5g/dl、温度30±0.01°Cで測定された対数粘度数が0.1〜5dl/gであるポリアミド酸、{ただし、一般式(I)および(II)において、G3およびG4は同一もしくは異なる炭素数4〜30個の4価の有機基であり、G5は一般式(V)【化5】(ここで、G7は炭素数2〜20の3価の有機基、G8は単結合、-C(O)-、-CH2-、-OCH2-、-NH-CH2-、-NH-C(O)-、-C(O)-NH-、-CH2O-、-O-である。)で表され、(G6は炭素数2〜12個の脂肪族化合物、炭素数4〜36個の環状脂肪族化合物、もしくはビニルフェニル基を含まない炭素数6〜36個の芳香族化合物の2価の残基、または一般式(VI)【化6】(ここで、R99は炭素数1〜6のアルキレン基もしくはフェニレン基であり、R100は独立に同一もしくは異なる炭素数1〜3のアルキル基もしくはフェニル基であり、b、c、dは0または正の整数で、1≦b+c+d≦100の値をとる。)で表されるポリシロキサン基であり;一般式(III)において、G1は単結合もしくは炭素数1〜20の2価の有機基、G2は2-、3-または4-ビニルフェニル基であり;一般式(IV)において、Zは炭素数2〜10のアルキレン基もしくはフェニレン基であり、R45は炭素数1〜10のアルキル基、アルケニル基、もしくはフェニル基であり、R46は炭素数1〜10のアルキル基、アルケニル基、フェニル基もしくはアルコキシアルキル基であり、mは1〜3の整数を表す、また、基G2、G5およびG6の含有モル量は、次式[G2/(G2+G5+G6)]=0〜0.4または[(G2+G5)/(G2+G5+G6)]=0.02〜1(ただし、G2およびG5は同時に0でない。)を満足する。}。
IPC (2件):
C08G 73/10 ,  G02F 1/1337 525
FI (2件):
C08G 73/10 ,  G02F 1/1337 525
引用特許:
審査官引用 (14件)
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