特許
J-GLOBAL ID:200903066311541613
スクロ-ル型流体機械
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-213991
公開番号(公開出願番号):特開平7-063173
出願日: 1993年08月30日
公開日(公表日): 1995年03月07日
要約:
【要約】【目的】本発明は、アルミニウム材製の固定スクロ-ルを用いた背圧室の高圧室側を十分にシ-ルできるようにしたスクロ-ル型流体機械を提供する。【構成】固定スクロ-ル11をアルミニウム材から構成し、ディスチャ-ジカバ-2を鉄系材で構成し、背圧室6aの高圧室36側および低圧側の間に介装するUシ-ル35のうち、少なくとも高圧室36側のUシ-ル35aを、グラスファイバ-入りテフロン材製としてアルミニウム材製の固定スクロ-ルに押付けられる方向に設置した。このUシ-ル35aの採用により、背圧室6aの高温室36側の高温、高差圧といった条件に耐えるようにし、このUシ-ル35aの設置の仕方によって、磨耗がしやすいアルミニウム材製の固定スクロ-ル11ではなく、磨耗しずらい鉄系材製のディスチャ-ジカバ-2をUシ-ル35aの摺接の相手とした。
請求項(抜粋):
軸心方向に変位可能に据付けた固定スクロ-ルと旋回スクロ-ルとを噛み合わせてなる圧縮機部と、前記固定スクロ-ルの背面側にこの固定スクロ-ルの端板に沿って据付けた同端板との間に背圧室を形成するディスチャ-ジカバ-とを有し、前記固定スクロ-ルの端板背面には同心状に第1のフランジが突設され、前記ディスチャ-ジカバ-の内面には前記フランジと噛み合う同心状の第2のフランジが突設され、これら第1のフランジと第2のフランジとの噛み合いによって、前記固定スクロ-ルの端板と前記ディスチャ-ジカバ-との間に形成される背圧室を圧力別に同心状に仕切り、かつ背圧室の高圧室側および低圧側を仕切るフランジ間には同間をシ-ルするUシ-ルがそれぞれ介装されているスクロ-ル型流体機械において、前記固定スクロ-ルをアルミニウム材から構成し、前記ディスチャ-ジカバ-を鉄系材で構成し、前記背圧室の高圧室側および低圧側の間に介装するUシ-ルのうち、少なくとも高圧室側のUシ-ルは、グラスファイバ-入りテフロン材製からなり、前記アルミニウム材製の固定スクロ-ルに押付けられる方向に設置されてなることを特徴とするスクロ-ル型流体機械。
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