特許
J-GLOBAL ID:200903066315049250
パターン認識用ファジィニューロン
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小堀 益
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-014185
公開番号(公開出願番号):特開平6-231256
出願日: 1993年01月29日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【構成】 入力パターンから特徴切り出し線により得られた分布信号と、あらかじめ設定されたメンバーシップ関数とを比較照合することにより入力パターンの認識を行うファジィニューロンにおいて、入力パターンの一部では分布信号の正をパターンとみなし、他の部分では逆をパターンとみなすような通過型、禁止型メンバーシップ関数を設定する。【効果】 分布信号に加え、反転された分布信号についてもメンバーシップ関数との比較照合を行なえるので、入力パターンの一部では分布信号の正をパターンとみなし、他の部分では逆をパターンとみなすような、分布信号の正逆いずれに対しても通過型、禁止型メンバーシップ関数が設定可能なファジィニューロンが実現できる。これにより、メンバーシップ関数で記述される参照パターンの表現内容が広がり、より複雑なパターンや、より広い目的の認識が可能となる。
請求項(抜粋):
入力パターンから特徴切り出し線により得られた分布信号と、あらかじめ設定されたメンバーシップ関数とを比較照合することにより入力パターンの認識を行うファジィニューロンにおいて、各特徴切り出し線上の分布信号を反転して出力する分布信号反転手段と、各特徴切り出し線上の分布信号に対応して、一峰性または複峰性の通過型メンバーシップ関数を設定する少なくとも1個の第1の通過型メンバーシップ関数設定手段と、前記分布信号反転手段の出力に対応して、一峰性または複峰性の通過型メンバーシップ関数を設定する少なくとも1個の第2の通過型メンバーシップ関数設定手段と、各特徴切り出し線上の分布信号に対応して、一峰性または複峰性の禁止型メンバーシップ関数を設定する少なくとも1個の第1の禁止型メンバーシップ関数設定手段と、前記分布信号反転手段の出力に対応して、一峰性または複峰性の禁止型メンバーシップ関数を設定する少なくとも1個の第2の禁止型メンバーシップ関数設定手段と、第1の通過型メンバーシップ関数設定手段で設定された通過型メンバーシップ関数に対して、分布信号に対応する位置のメンバーシップ値を求め、それらの最大値を出力する最大値出力手段と、第2の通過型メンバーシップ関数設定手段で設定された通過型メンバーシップ関数に対して、前記分布信号反転手段の出力に対応する位置のメンバーシップ値を求め、それらの最大値を出力する最大値出力手段と、第1の禁止型メンバーシップ関数設定手段で設定された禁止型メンバーシップ関数に対して、分布信号に対応する位置のメンバーシップ値を求め、それらの最大値を出力する最大値出力手段と、第2の禁止型メンバーシップ関数設定手段で設定された禁止型メンバーシップ関数に対して、前記分布信号反転手段の出力に対応する位置のメンバーシップ値を求め、それらの最大値を出力する最大値出力手段と、前記第1の禁止型メンバーシップ関数から得られたメンバーシップ値の最大値を反転して出力する反転出力手段と、前記第2の禁止型メンバーシップ関数から得られたメンバーシップ値の最大値を反転して出力する反転出力手段と、前記第1および第2の通過型メンバーシップ関数から得られたそれぞれの最大値と、前記第1および第2の禁止型メンバーシップ関数から得られた最大値のそれぞれの反転出力とから、全体の最小値を求める最小値出力手段とを備えたパターン認識用ファジィニューロン。
IPC (7件):
G06F 15/70 465
, G06F 15/18
, G06G 7/12
, G06G 7/60
, G06K 9/66
, G06K 9/68
, G06F 9/44 330
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