特許
J-GLOBAL ID:200903066318905955

消耗電極式交流アーク溶接機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-217067
公開番号(公開出願番号):特開平6-063747
出願日: 1992年08月17日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】消耗電極式交流アーク溶接機における極性反転時のアーク再生、その円滑維持を行う補助電源回路の大容量、高価格などの問題を解消する。【構成】逆極性出力期間では正極性重畳回路部19が正極性用コンデンサ7を充電し、次の正極性出力期間でこの充電された電荷を第1の正極性用スイッチング素子9を経由して再点弧電圧として溶接アーク部14に供給する。同様に正極性出力期間では逆極性重畳回路部18が逆極性用コンデンサ6に充電し、次の逆極性出力期間でこの充電された電荷を第1の逆極性用スイッチング素子8を経由して再点弧電圧として溶接アーク部14に供給する。このように中間に正、逆極性用コンデンサを配置することにより、溶接中の極性反転によるアーク消滅に対して安定して再点弧させることができ、正、逆極性重畳回路部の補正電源回路を小形、安価にかつ信頼性高く得ることができ、さらに再点弧時の突入電流を防止できる。
請求項(抜粋):
第1の逆極性用直流電源と、第1の正極性用直流電源とを具備し、前記第1の逆極性用直流電源の出力を第1の逆極性用スイッチング素子を介して溶接アークに逆極性出力として供給するとともに前記第1の正極性用直流電源の出力を第1の正極性用スイッチング素子を介して溶接アークに正極性出力として供給するように接続して前記第1の逆極性用スイッチング素子と前記第1の正極性用スイッチング素子とを交互に導通状態(ON状態)にして、溶接アークに交流出力を供給する消耗電極式交流アーク溶接機であって、前記第1の逆極性用直流電源に並列接続された逆極性用コンデンサと、前記第1の正極性用直流電源に並列接続された正極性用コンデンサと、第2の逆極性用直流電源を第2の逆極性用スイッチング素子と第1の抵抗とを介して前記逆極性用コンデンサを充電するように接続した逆極性重畳回路部と、第2の正極性用直流電源を第2の正極性用スイッチング素子と第2の抵抗を介して前記正極性用コンデンサを充電するように接続した正極性重畳回路部と、前記第1の逆極性用スイッチング素子と前記第2の正極性用スイッチング素子とに同一のON-OFF信号を供給するとともに、前記第1の正極性用スイッチング素子と前記第2の逆極性用スイッチング素子とに同一のON-OFF信号を供給する制御回路とを設けたことを特徴とする消耗電極式交流アーク溶接機。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-124375
  • 特開平3-124375
  • 特開昭59-078775
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