特許
J-GLOBAL ID:200903066320072901

正倒立兼用のトリガー式液体噴出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今岡 良夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-262484
公開番号(公開出願番号):特開2000-070785
出願日: 1998年08月31日
公開日(公表日): 2000年03月07日
要約:
【要約】【課題】 簡易な構造の正倒立両用のトリガー式液体噴出器を提案する。【解決手段】 吸込み弁7および吐出弁8を、容器体口頸部へ嵌合させるキャップ状部1から起立する主筒2上部から前方突出させた射出筒4内に設け、その主筒2内へ、射出筒4後部内と連通する透孔21を有する第1弁筒22を嵌合させ、該第1弁筒外面と主筒内面との間に、倒立時用液体吸込み路形成用の溝24を設け、該溝上端を開口する第1弁筒上部とその下方の上記透孔21との間に、正立時用玉弁式の空気吸込み防止弁25を設け、第1弁筒下部から吸上げパイプ23を垂設した。
請求項(抜粋):
容器体口頸部へ嵌合させるキャップ状部内から、吸上げパイプ付きの主筒を起立させて該主筒上部から射出筒を前方突出させ、該射出筒前部から前後方向への揺動が可能に垂下させたトリガーの揺動操作で、上記射出筒後部下方に付設したシリンダ内へ嵌合させたプランジヤが揺動されて、容器体内液体をシリンダ内へ吸込み、かつ該シリンダ内液体を射出筒前端へ嵌合させたノズルから噴出可能とした液体噴出器において、上記シリンダ内へ液体吸込みするための吸込み弁7を射出筒4の後端部内に、又シリンダ内液体をノズルから噴出するための吐出弁8を射出筒4の前部内に、それぞれ設けて、それ等吸込み弁と吐出弁との間の射出筒部分内とシリンダ3内とを液体出入路9で連通させ、又上記主筒2内へ、射出筒4後端部内と連通させる透孔21を有する第1弁筒22を嵌着させて、該第1弁筒の下部から上記吸上げパイプ23を垂下させると共に、該第1弁筒外面と主筒2内面との間に容器体上部内と第1弁筒の上部内とを連通させる、倒立時用液体吸込み路形成用溝24を穿設し、又第1弁筒上部に設けた上記溝24の開口部24a と該開口部下方の上記透孔21との間の第1弁筒部分内へ、玉弁式の正立時用空気吸込み防止弁25を設けたことを特徴とする正倒立兼用のトリガー式液体噴出器。
IPC (2件):
B05B 11/00 102 ,  B05B 11/00
FI (2件):
B05B 11/00 102 G ,  B05B 11/00 102 C

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