特許

J-GLOBAL ID：200903066324781621

壁面の剥離診断方法

発明者： 林 重雄 ,  上田 浩史 ,  松井 靖雄
出願人/特許権者： 三菱電機ビルテクノサービス株式会社
代理人 (1件)： 曾我 道照 (外6名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-230362
公開番号（公開出願番号）：特開平10-073573
出願日： 1996年08月30日
公開日（公表日）： 1998年03月17日
要約：

【要約】【課題】 剥離の深さ等剥離状態を正確に診断することができる壁面の剥離診断方法を得る。【解決手段】 被測定壁面を打撃した際の打撃音を集音して該打撃音の波形をスペクトル分析し、そのパワースペクトル密度に基づいて被測定壁面の剥離部を判定するようにした壁面の剥離診断方法において、スペクトル波形の特徴量として、横軸を所定の周波数範囲とすると共に縦軸の上限をスペクトル波形のピーク点としその下限を0とする面積中、スペクトル波形の共振周波数と周波数範囲の下限値との間の第1の面積と、スペクトル波形の共振周波数と周波数範囲の上限値との間の第2の面積と、第1と第2の面積比とを抽出し、これら抽出された特徴量に基づいて剥離部を判定する。また、上記第1と第2の面積比の周波数変移に基づいて剥離部の深さの度合いを判定する。

請求項（抜粋）：

被測定壁面を打撃した際の打撃音を集音して該打撃音の波形をスペクトル分析し、そのパワースペクトル密度に基づいて被測定壁面の剥離部を判定するようにした壁面の剥離診断方法において、スペクトル波形の特徴量として、横軸を所定の周波数範囲とすると共に縦軸の上限をスペクトル波形のピーク点としその下限を0とする面積中、スペクトル波形の共振周波数と周波数範囲の下限値との間の第1の面積と、スペクトル波形の共振周波数と周波数範囲の上限値との間の第2の面積と、第1と第2の面積比とを抽出し、これら抽出された特徴量に基づいて剥離部を判定することを特徴とする壁面の剥離診断方法。