特許
J-GLOBAL ID:200903066325410317

気流式分級機の摩耗検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-083978
公開番号(公開出願番号):特開平10-277490
出願日: 1997年04月02日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】【課題】 分級機内の微粉搬送経路の摩耗状態の点検をタイムリーに行えるようにする。【解決手段】 分級羽根15の回転軸6を中空管18で支持する。この中空管18には空気管20、給油管19を内装して、回転軸6に給油をするとともに、回転軸6とハウジング7間の隙間tからの微粉a’の侵入を阻止して、回転軸6の円滑な回転を担保する。一つの中空管18には圧力検出口21を形成する。中空管18は微粉a’の通路にあって摩耗が激しく、その摩耗により、孔が形成されると、ケーシング4内は負圧のため中空管18内も負圧となる。この負圧は検出口21からフレキシブルホース22を介し圧力計23に伝わり、警報が出される。この警報は、中空管18に摩耗により穴が生じたことであり、ケーシング4(分級機1)内の摩耗が進んだ示唆であって、その摩耗点検を行う。
請求項(抜粋):
ケーシング壁から回転軸6をケーシング4内に突設し、その回転軸6の先端に分級羽根15を取付け、前記回転軸6をその周囲適宜個所でケーシング壁から突設した支持部材18で支え、分級された微粉a’を前記支持部材18を通って排出管5に至る空気により搬送する気流式分級機において、上記支持部材18の一つを中空管とし、上記微粉搬送におけるその中空管18への微粉a’の衝突による摩耗に基づく孔形成を電気的に検出し、その検出に基づき前記搬送経路の摩耗を検知して警告するようにしたことを特徴とする気流式分級機の摩耗検知装置。

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