特許
J-GLOBAL ID:200903066328140485

マイクロプロセッサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-217611
公開番号(公開出願番号):特開平6-067905
出願日: 1992年08月17日
公開日(公表日): 1994年03月11日
要約:
【要約】【目的】 プログラム数に応じた実行切換信号をハードウェア的に発生し、複数のプログラムを時分割で実行できるようにする。【構成】 処理起動命令が実行されると、実行プログラム管理回路700は、実行アドレス格納回路800の格納領域であるインストラクションポインタIP0〜IP9の中の未使用領域に、新たに起動するプログラムの先頭アドレスデータを設定し、実行切換回路200に実行プログラムの追加信号を供給するため、並列に実行するプログラム数が増加する。また、処理終了命令が実行されると、実行プログラム管理回路700は、実行を終了させるプログラムのアドレスデータが格納されたインストラクションポインタを未使用状態とし、実行切換回路200に実行プログラムの削除信号を供給するため、並列に実行するプログラム数が減少する。従って、ソフトウェアにより実行プログラム数を容易に変更できる。
請求項(抜粋):
命令群で構成された少なくとも1種類以上のプログラムを格納するプログラム格納手段と、供給されるプログラムアドレスデータに応じて、前記プログラム格納手段に格納された特定の命令を選択する命令選択手段と、実行している各プログラムの実行位置を示すプログラムアドレスデータ群を格納する実行アドレス格納手段と、並列に実行しているプログラムの個数に応じて、プログラムの実行切換信号を出力する実行切換手段と、命令の実行サイクルを発生するタイミングジェネレータと、前記実行切換信号と前記命令の実行サイクルに基づいて、前記実行アドレス格納手段に格納されているプログラムアドレスデータの何れか1つを選択し、前記命令選択手段に出力する実行プログラム選択手段と、各プログラムの実行に従って、前記実行アドレス格納手段に格納された当該アドレスデータを更新するアドレス更新手段と、特定のプログラムの実行命令が分岐命令の場合には、前記実行アドレス格納手段の当該実行アドレス格納データを分岐命令が示すアドレスデータに変更する分岐アドレス設定手段と、特定のプログラムの実行命令が処理起動命令の場合には、新たなプログラムアドレスデータを前記実行アドレス格納手段に追加し、処理終了命令の場合には、実行が終了したプログラムのアドレスデータを前記実行アドレス格納手段から削除する実行プログラム管理手段と、前記プログラム格納手段から出力される命令に基づいてデータの演算を行う演算手段とを備えたマイクロプロセッサ。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平1-169540
  • 特開昭53-120241
  • 特開平2-217929
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