特許
J-GLOBAL ID:200903066333021923

流量計の流量補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-348598
公開番号(公開出願番号):特開平5-157603
出願日: 1991年12月06日
公開日(公表日): 1993年06月25日
要約:
【要約】【目的】 流速センサの姿勢によらずに流速センサの出力信号のみで自己の姿勢の違いによる流量誤差を除去し、安定した気体流量の測定を可能にする。【構成】 マイクロコンピュータ25からの指示により流速センサ10のヒータエレメント4を間欠的にオン,オフ制御し、自然対流の発生,停止を行うとともにヒータエレメント4のオフからオンに切り換わった直後に流速センサ10の上流側測温抵抗エレメント5および下流側測温抵抗エレメント6の出力信号を差動アンプ22に入力し、マイクロコンピュータ25から指示されるタイミング時間t1,t2でサンプルホールド回路23にてこの差動アンプ22の出力データを捕らえてホールドし、A/D変換器24によりディジタルデータに変換されてマイクロコンピュータ25に入力され、このマイクロコンピュータ25ではヒータエレメント4の加熱の自然対流による出力信号を演算し、流速センサ10の出力信号と自然対流による出力信号とから自然対流によらない適正な被測定流体の出力を算出するようにした。
請求項(抜粋):
地面に対して垂直方向に配置されかつ内部に被測定流体が流れる管路と、ヒータおよびこのヒータを挟んで両側に配置された温度測定センサを有しかつ前記管路内に前記温度測定センサ側が被測定流体の流れる方向に向けて配置され前記管路内に流れる被測定流体の流速を測定する流速センサと、を備えた流量計において、前記流速センサのヒータ加熱を間欠的にオン,オフ制御するとともに前記ヒータ加熱のオフからオンに切り換わった直後の前記流速センサの出力信号の少なくとも2点を計測し、この出力信号差から前記ヒータ加熱の自然対流による出力信号を演算し、前記流速センサの出力信号と前記自然対流による出力信号とから自然対流によらない被測定流体の流量を算出することを特徴とする流量計の流量補正方法。

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