特許
J-GLOBAL ID:200903066334553805

同期型キャッシュ及びその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 土橋 皓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-277167
公開番号(公開出願番号):特開平7-129465
出願日: 1993年11月05日
公開日(公表日): 1995年05月19日
要約:
【要約】【目的】 上位キャッシュ等からのアクセス要求があると第n次キャッシュを検索し、該当するデータがあればアクセスを行って上位キャッシュに転送し、該当するデータがなければ下位キャッシュ又はメイン・メモリへ当該アクセス要求を転送する同期型キャッシュ及びその制御方法に関し、転送速度の向上、構造の簡単化を図ることを目的とする。【構成】 アクセス要求のあったアドレスについて検索を行い、該当するデータが当該第n次キャッシュにあれば、上位キャッシュのブロック単位の自然数倍のビット数個分に相当する連続アドレスを発生させ、該当するデータを並列に一度に読み出し、読み出された当該データを1サイクル内で転送を完了させ、検索の結果該当するデータが存在しない場合には、下位キャッシュ又はメイン・メモリへアクセス要求を転送するように構成する。
請求項(抜粋):
上位キャッシュ又はCPUから転送されたアクセス要求に対し、第n(nは自然数)次キャッシュ(12n )を検索し、検索結果に基づいて、第n次キャッシュ(12n )へのアクセスの指示又は下位キャッシュ若しくはメイン・メモリへのアクセス要求の転送を行う第n次キャッシュ・アクセス制御部(11n )と、当該制御部(11n )からの指示に基づき、クロック信号に同期して、該当するデータを読み出し上位キャッシュに転送する第n次キャッシュ(12n )とを有するキャッシュにおいて、前記第n次キャッシュ・アクセス制御部(11n )に、アクセス要求のあったアドレスについて、上位キャッシュのブロック単位の自然数倍のデータに相当する連続アドレスの発生を指示する連続アドレス発生指示部(13n )を設けるとともに、前記第n次キャッシュ(12n )に、上位キャッシュのブロック単位の自然数倍のデータを、並列にアクセス可能に保持する並列保持手段(15n )と、前記連続アドレス発生指示部(13n )からの指示に基づき、前記並列保持手段(15n )から、該当するデータを並列に一度にアクセスする並列アクセス手段(17n )と、読み出された転送先キャッシュのブロック単位の自然数倍のデータについて単位時間内で転送を完了させる高速転送手段(16n )とを有することを特徴とする同期型キャッシュ。
IPC (2件):
G06F 12/08 ,  G06F 12/08 310

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