特許
J-GLOBAL ID:200903066335033201

吸入空気流量検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-089327
公開番号(公開出願番号):特開平6-281484
出願日: 1993年03月24日
公開日(公表日): 1994年10月07日
要約:
【要約】【目的】 熱式流量計を用いた吸入空気流量検出装置において、検出素子に付着物が付着した場合でも、吸入空気流量を応答性良く正確に検出する。【構成】 検出素子に付着物が付着した場合には空気の流れによる冷え易さが低下し、応答性が悪くなる。また、検出素子は所定温度に暖めるために、電圧を印加し、この電圧は温度の上昇に伴って徐々に低下する。この電圧降下率は検出素子の暖め易さを示している。また、冷え易さは暖め易さとは同じ係数となるから、暖め易さに対応した補正値を設定することにより、熱式流量計の応答性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
エンジンの吸気通路途中に設けられるケーシングと、該ケーシング内に設けられ、前記エンジンの始動スイッチを閉成したときに電圧が印加されて所定温度まで加熱され、該ケーシング内を流通する吸入空気で検出素子が冷却されることにより吸入空気流量に応じた電圧信号を出力する流量検出用の熱式流量計と、該熱式流量計から出力される電圧信号の応答遅れを補正する出力補正部とからなる吸入空気流量検出装置において、前記出力補正部は、前記エンジンの始動スイッチを閉成してから前記熱式流量計の検出素子が所定温度になるまでの間における該熱式流量計からの電圧信号の低下率を検出する低下率検出手段と、該低下率検出手段からの低下率に基づいて補正値を演算する補正値演算手段と、該補正値演算手段の補正値に基づいて前記熱式流量計から出力される電圧信号の応答遅れを補正する演算手段とから構成したことを特徴とする吸入空気流量検出装置。
IPC (3件):
G01F 1/68 ,  F02D 41/18 ,  F02D 45/00 366

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