特許
J-GLOBAL ID:200903066335583619

フック及びループ式自己把持ファスナーの雌ループ部を形成する積層組立体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂間 暁 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-315989
公開番号(公開出願番号):特開平9-173111
出願日: 1996年11月27日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】 フック及びループ式自己把持ファスナーにおいて、雌ループ部分を下地に接着させないようにして自己把持能力が損われないようにした積層組立体を提供する。【解決手段】 組立体は支持部材に平らに接着された軽量で、目が粗く、機械的にもろく、寸法の不安定な編物であって交差して編まれた縦糸及び横糸を有する編物を含み、また縦糸及び横糸と協働する足部及び足部から延び離隔して自由なループ頂部を形成する一対の長い脚部を有する多数のループを含む。ループは、編物の縦糸及び横糸の間隔に対して、各ループの2つの脚部の少くとも一方がこの少くとも一方の脚部の足部から離れた関係において縦糸又は横糸の少くとも一方と交差するような大きさを有し、それによって各ループはループが支持部材に接着されない重なり域を形成すべく少くとも一つの縦糸又は横糸の上にあり、かくしてループの自己把持能力を維持する。
請求項(抜粋):
(イ)支持部材に平らな状態で接着された軽量で目が粗く、機械的にもろく、かつ、寸法的に不安定な編物を備え、(ロ)前記編物は、交差する縦糸及び横糸と、前記縦糸及び横糸と協働する足部及び前記足部から離れて自由なループ頂部を形成する一対の長い脚部を有する多数のループとを含み;(ハ)前記ループは、前記編物の縦糸及び横糸の間隔に対して、前記ループの2つの脚部の少くとも一方がこの少くとも一方の脚部の足部から離れた関係において前記縦糸又は横糸の少くとも一方と交差するような大きさを有し;それによって、前記各ループは、前記ループが支持部材に接着されない重なり域を形成すべく前記縦糸又は横糸の少くとも一方の上にあり、かくして前記ループの自己把持能力を維持してなることを特徴とするフック及びループ式自己把持ファスナーの雌ループ部を形成する積層組立体。
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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