特許
J-GLOBAL ID:200903066341468597

音声合成方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-136488
公開番号(公開出願番号):特開平9-319390
出願日: 1996年05月30日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】サンプリング周波数によって決まるピッチの最小時間長変化幅より細かい精度でピッチ周期を制御することにより、より滑らかで音質の劣化の少ない合成音の作成を可能とする。【解決手段】単位波形加工部13では、音韻パラメータに従って単位波形生成部11によりファイル12から取り出された単位波形に対してn倍のサンプリング周波数変換を行ない、その周波数変換後のデータをサンプリング開始位置を変えながら元のサンプリング周波数でサンプリングし直すことで位相の異なるn個の単位波形を生成する。単位波形配置部15では、このn個の単位波形の中から、n倍精度のピッチ周期パラメータを持つ韻律パラメータに従って単位波形配置制御部14により決定された位相の波形を選択し、それを当該制御部14により決定された時間位置に配置する。
請求項(抜粋):
音韻系列に従って対応する音韻パラメータを生成すると共に、韻律情報に従って韻律パラメータを生成し、これらパラメータに従ってフィルタとそのフィルタに入力する波形を生成する駆動音源を制御し、その出力波形を合成音とする音声合成方法に適用される音源波形作成方法であって、サンプリング周期の1/n(n>1)の時間長を単位としてピッチ周期を生成し、且つ駆動音源で使用する単位波形もn倍のサンプリング周波数変換によりn倍の時間精度に作成し直すようにし、このn倍の精度で作成した単位波形をサンプリング開始点をずらしながら元のサンプリング周波数でサンプリングし直すことにより位相の異なるn個の単位波形を生成し、これをn倍精度のピッチ周期に合わせて選択的に使用して音源波形を生成することを特徴とする音源波形作成方法。
IPC (2件):
G10L 3/00 ,  G10L 5/02
FI (2件):
G10L 3/00 H ,  G10L 5/02 J

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